2018年4月25日水曜日

鉄人


 衣笠さんの訃報が伝わっています(以下、敬称略)。

 このところ毎日10時過ぎまで残業がが続いていますので、衣笠さんの訃報を、今、知りました。

 衣笠とは長い付き合いでしたね(もちろん面識はありませんが)。

 私が広島ファンになったのは西鉄が太平洋に変わった1973年のことです。

 まだ弱小チームではありましたが、すでに主力打者であった衣笠については、広島ファンになる以前から注視していました。

 2215試合連続出場のピンチについては、1979年に西本から死球を受けた時のことが有名です。翌日、代打で出てきた試合はリアルタイムでテレビで見ていましたが、江川の快速球に対して平気な顔でフルスウィングして三球三振しました。圧巻のシーンが目に焼き付いています。

 本日は、それ以上の連続出場記録が途切れるピンチについて書かせていただきましょう。ほとんどの方が知らないエピソードだと思います(笑)。

 1973年のことですから、世間一般では衣笠の連続試合出場記録などは全く話題になっていない頃の物語です。まだ500試合くらいの時ですからね。

 この年の衣笠は130試合フル出場しましたが、打率は2割0分7厘と極度の不振に陥りました。しかも、平安高校の後輩であり、同じ一塁手の渋谷通が台頭してきたのです。シーズン終盤のことですが、衣笠はヒックスや渋谷の控えに回され、渋谷が一塁手としてスタメン出場するようになりました。シーズン最終戦であったと記憶していますが、渋谷が4打数3安打を記録して、衣笠が最終回の守備だけに就いて連続試合出場記録を継続したのです。あくまでも私の記憶ベースですから、記憶違いにより間違っている可能性は否定しませんが、記憶力には自信があるので多分正しいと思います。

 赤ヘル旋風が吹き荒れた1975年オールスターゲーム、山本浩二と衣笠がホームランを打ちまくったシーンを、リアルタイムでラジオで聞いていました。新しい時代がやって来る!と確信しましたね。 


 

2018年4月22日日曜日

小暮力三⇒木暮力三


 大掛かりな訂正のご連絡です。

 当ブログでは、これまで「木暮力三」の表記が全て「小暮力三」となっておりました。

 正しくは「木暮力三」となります。気が付いた範囲で、順次訂正していきますが、相当な時間がかかる予定です。

 ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

 

19年 朝日vs巨人 3回戦


5月8日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 5 3 2 0 0 0 0 1 12 朝日 2勝8敗1分 0.200 森本清三 内藤幸三
2 1 0 0 0 1 0 0 2  6  巨人 7勝3敗1分 0.700 田村幹雄 藤本英雄

勝利投手 森本清三 1勝4敗
敗戦投手 田村幹雄 0勝1敗
セーブ     内藤幸三 1

二塁打 (朝)坪内 (巨)呉2、中村

勝利打点 金光彬夫 1

猛打賞 (朝)森本清三 1


一試合23四球

 朝日は森本清三、巨人は田村幹雄が先発。球史にほとんど残っていない両投手の先発。当ブログ以外にこういう試合の実態を知ることのできる場はありませんね(笑)。

 朝日は初回、一死後森本清三が四球を選んで出塁、酒沢政夫も四球を選んで一死一二塁、金光彬夫は二飛に倒れるが、田中豊一が四球を選んで二死満塁、仁木安がストレートの押出し四球を選んで1点を先制する。

 巨人は1回裏、先頭の黒沢俊夫が四球を選んで出塁、呉新亨が左中間に二塁打を放って無死二三塁、中村政美の右犠飛で1-1の同点、近藤貞雄の中前タイムリーで2-1と逆転する。

 朝日は2回、桜沢三郎が四球を選んで出塁、トップに返り坪内道則がレフト線に二塁打を放って一死二三塁、森本が四球を選んで一死満塁、酒沢が押出し四球を選んで2-2の同点、金光が中前に2点タイムリーを放って4-2と逆転、田中が四球を選んで一死満塁、巨人ベンチはここで先発の田村に代えて藤本英雄をマウンドに送り、仁木は遊飛に倒れて二死満塁、田端美夫がストレートの押出し四球を選んで5-2、広田修三の左前タイムリーで6-2とリードを広げる。

 巨人は2回裏、先頭の藤本が左前打から二盗に成功、木暮力三は捕邪飛に倒れるが、トップに返り黒沢がライト線にタイムリーを放ち3-6と追い上げる。

 朝日は3回、一死後坪内がストレートの四球から二盗に成功、森本が左前に流し打つと、レフトレフト黒沢が三塁に送球するが悪送球、ワンヒットワンエラーで二走坪内がホームに還り7-3、酒沢が四球を選んで一死一二塁、金光は三振に倒れるが、田中の一ゴロをファースト近藤がエラーして二死満塁、仁木がライト線に2点タイムリーを放って9-3と突き放す。

 朝日は4回、先頭広田が左前打で出塁、桜沢の遊ゴロでランナーが入れ替わり、トップに返り坪内の右前打で桜沢は三塁に進んで一死一三塁、森本の一塁線ヒットがタイムリーとなって10-3として二死一二塁、酒沢の二ゴロで森本は二封されるが、二走坪内が三塁を回ってホームに還る好走塁を見せて11-3として試合を決める。

 巨人は6回、先頭の藤本がストレートの四球、木暮も四球、トップに返り黒沢もストレートの四球を選んで無死満塁、呉新亨の遊ゴロで黒沢が二封される間に三走藤本が還って4-11、呉が二盗を決め、中村政美が四球を選んで一死満塁と、一発出れば分らなくなる展開となってきたが、近藤の投ゴロが「1-2-3」と渡ってダブルプレー。

 朝日は6回に4四球を出した先発の森本に代えて、7回から内藤幸三をマウンドに上げる。

 朝日は9回、一死後酒沢がストレートの四球、金光の右前打で一死一三塁、田中の投ゴロ併殺崩れの間に三走酒沢が還って12-4とする。

 巨人は9回裏、先頭の呉が左中間に二塁打、中村も左中間に二塁打を放って5-11、6回の守備から近藤に代わってファーストに入っている須田博は一飛、川畑博はショートライナー、渡部弘は四球、宮下信明も四球を選んで二死満塁、藤本が押出し四球を選んで6-11と風雲急を告げてきたが、最後は木暮が右飛に倒れてゲームセット。

 朝日は14四球、巨人は9四球の乱戦。与四球は、森本清三が6個、内藤幸三が3個、田村幹雄が8個、藤本英雄が6個であった。

 巨人のスタメンショートで出場した宮下信明は昭和17年に大和で1試合出場して以来、プロ入り2度目の出場。戦後は投手に転向し、昭和25年の中日時代に14勝をあげる活躍を見せることとなる。

 

2018年4月15日日曜日

阪神vs巨人 3回戦


5月7日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
0 0 0 0 2 0 0 0 0  0   0   0  2 阪神 7勝3敗1分 0.700 藤村冨美男 若林忠志
0 0 0 0 1 0 0 0 1  0   0   0  2 巨人 7勝2敗1分 0.778 須田博

三塁打 (神)金田

勝利打点 なし


伝統の一戦

 ここまで巨人が7勝2敗、阪神は7勝3敗。春季リーグ戦前半の天王山を迎えた。

 阪神先発の藤村冨美男は4回まで2安打無失点。

 巨人先発の須田博も4回まで2安打無失点。

 巨人3回裏の攻撃、一死一塁で木暮力三が三邪飛、これを捕球した際にサード本堂保次は「溝にはまり」足を痛めた。

 阪神4回表は本堂が先頭打者、本堂の当りは三塁への内野安打、しかし本堂はここで動けなくなり、若林忠志監督が代走で登場。藤村冨美男が送りバントを決めて一死二塁、門前真佐人は三ゴロ、辻源兵衛は四球を選んで二死一二塁、小林英一は三振に倒れてスリーアウトチェンジ。

 阪神は4回裏の守備から本堂の代走に出た若林がそのまま三塁の守備についた。昭和24年までの一リーグ時代に、若林がサードを守るのはこの試合だけである。二リーグ時代にもないと考えられますが、どなたかお調べください。

 阪神は5回、先頭の武智修が三塁にヒット、トップに返り塚本博睦が送りバントを決めて一死二塁、金田正泰が右越えに三塁打を放って1点を先制、ここで須田がワイルドピッチ、三走金田が還って2-0とする。

 巨人は5回裏、先頭の川畑博は二飛、杉江繁雄は三飛に倒れるが、呉新亨が右前打で出塁、トップに返り黒沢俊夫の中前打で呉が三塁に走り、センター塚本からのバックサードが悪送球となる間に呉が生還、1-2とする。

 阪神は8回、先頭の若林が三塁にヒット、藤村も左前打で続いて無死一二塁、門前の遊ゴロで藤村は二封、門前が二盗を決めるが、辻と小林は連続三振に倒れて無得点。

 巨人は8回裏、一死後藤本英雄が三塁にヒット、中村政美は右前打、須田も右前打を放って一死満塁、近藤貞雄の遊ゴロで三走藤本は本封、川畑は三振に倒れて無得点。

 巨人は9回裏、先頭の杉江が中前打で出塁、呉が送りバントを決めて一死二塁、トップに返り黒沢の中前打で一死一三塁、木暮が左犠飛を放ち、土壇場で2-2と追い付く。

 阪神は10回から若林が三塁の守備からマウンドに上がり藤村冨美男をリリーフ。
若林は12回まで巨人打線を無得点に封じた。

 巨人は須田が続投して12回を9安打5四球6三振で完投。

 昭和19年前半を飾る名勝負であった。

 若林の三塁守備の記録は、「日本プロ野球私的統計研究会」様のサイトを参照させていただきました。


*「雑記」欄に、「本堂溝にはまり足を傷く」と書かれている。



 

2018年4月11日水曜日

19年 朝日vs南海 2回戦


5月7日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 朝日 1勝8敗1分 0.111 内藤幸三
1 0 0 0 0 0 0 0 X 1 南海 3勝8敗 0.273 清水秀雄

勝利投手 清水秀雄 1勝4敗
敗戦投手 内藤幸三 1勝4敗

二塁打 (朝)田端

勝利打点 清水秀雄 1


清水秀雄、9奪三振完封

 南海は初回、二死後堀井数男が四球で出塁すると二盗に成功、四番ピッチャー清水秀雄のピッチャー強襲ヒットで堀井が還り1点を先制する。

 自ら先制タイムリーを放った南海先発の清水秀雄は、朝日打線から9三振を奪う力投、3安打完封で今季初勝利をあげる。

 朝日は6回、先頭の田端美夫が左中間に二塁打、トップに返り坪内道則が送りバントを決めて一死二塁と一打同点のチャンスを迎えるが、森本清三は三振、酒沢政夫も三振。

 この場面が、清水の9奪三振完封のハイライトシーンであった。

 南海の八木進は4打席0打数0安打、犠打2個と四球2個で打数はゼロであった。

 プロ入り初出場から5試合連続長打を記録してきた金光彬夫は、この日は無安打。記録が途切れた。

 

2018年4月7日土曜日

カルビーベースボールカードシリーズ


最近、フェイスブックの「野球私的博物館」で、「カルビーベースボールカードシリーズ」を連載していますので、興味のある方はご覧ください。

https://www.facebook.com/groups/301519783243452/1054661957929227/?notif_t=like&notif_id=1459423481670941

 

19年 阪神vs阪急 2回戦


5月6日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 0 0 0 0 0 3 3 8 阪神 7勝3敗 0.700 若林忠志
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 5勝4敗 0.556 笠松実

勝利投手 若林忠志 5勝2敗
敗戦投手 笠松実     2勝2敗

二塁打 (神)若林、御園生、本堂

勝利打点 小林英一 1


猛虎復活

 阪神は2回、先頭の藤村冨美男が左前打で出塁、門前真佐人がセンター右にヒットを放ち無死一二塁、若林忠志が四球を選んで無死満塁、小林英一がストレートの押出し四球を選んで1点を先制、武智修の三ゴロで三走門前が本封されて一死満塁、トップに返り塚本博睦の中犠飛で2-0とする。二走小林がタッチアップから三塁に走るが、センター山田伝からの送球にタッチアウト、併殺が記録されたが三走若林のホームインの方が早く得点が認められた。

 阪神打線は3回以降、阪急先発の笠松実にノーヒット、7回まで無安打が続く。

 阪神は8回、一死後御園生崇男が中前打で出塁、本堂保次の左前打で御園生は三塁に進み、本堂が二盗を決めて一死二三塁、藤村にのライトライナーが犠飛となって3-0、二走本堂もタッチアップから三塁に進んで二死三塁、門前は二ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ、と思われたがセカンド上田藤夫からの一塁送球が悪送球となって三走本堂が還り4-0、若林が左中間に二塁打を放って5-0と突き放す。

 阪神は9回、先頭の武智は遊ゴロ、トップに返り塚本の当りも遊ゴロ、これをショート坂井豊司がエラー、金田正泰の一ゴロの間に塚本は二塁に進み、御園生の左越え二塁打で6-0、本堂も左越えに二塁打を放って7-0、藤村がセンター右にタイムリーを放ち8-0と大量リードする。

 若林忠志は5安打1四球3三振で2試合連続完封、5勝目をあげてハーラートップに躍り出る。

 「猛虎復活」をうかがわせる快勝であった。

 

2018年4月2日月曜日

19年 南海vs巨人 1回戦


5月6日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 2勝8敗 0.200 清水秀雄
0 1 0 0 1 0 0 0 X 2 巨人 7勝2敗 0.778 藤本英雄

勝利投手 藤本英雄 3勝2敗
敗戦投手 清水秀雄 0勝4敗

二塁打 (南)清水

勝利打点 杉江繁雄 1

猛打賞 (南)八木進 1


杉江繁雄が決勝打

 南海は初回、一死後岡村俊昭が右前打で出塁、しかし清水秀雄は一ゴロ、堀井数男は三振に倒れて無得点。

 巨人は1回裏、先頭の黒沢俊夫がピッチャー強襲ヒットから二盗に成功、しかし小暮力三は三振、藤本英雄は三ゴロ、中村政美はニゴロに倒れて、二走黒沢は三塁にも進めず無得点。

 巨人は2回、先頭の近藤貞雄がピッチャー強襲ヒット、川畑博の投ゴロでランナーが入れ替わり、渡部弘はストレートの四球を選んで一死一二塁、杉江繁雄がライト線にタイムリーを放って1点を先制する。

 巨人は5回、先頭の九番・呉新亨が三塁に内野安打、サード野口渉の一塁悪送球が加わり打者走者の呉は二塁に進み、トップに返り黒沢の左前打で一死一三塁、小暮は捕邪飛に倒れて二死二三塁、ここでダブルスチールを決めて2-0とする。

 藤本英雄は7安打3四球7三振で今季2度目の完封、3勝目をあげる。

 杉江繁雄が決勝打を放った。今季の巨人の二遊間は渡部弘と杉江繁雄が務めている。4月10日の阪急戦で渡部が勝利打点を記録、この日は杉江が勝利打点を記録して続いた。巨人軍史上最も無名の二遊間コンビの活躍から目が離せない。
 

2018年4月1日日曜日

19年 南海vs阪神 2回戦


5月1日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 2勝7敗 0.222 中本政夫 清水秀雄
0 0 0 0 2 1 2 0 X 5 阪神 6勝3敗 0.667 若林忠志

勝利投手 若林忠志 4勝2敗
敗戦投手 中本政夫 2勝4敗

三塁打 (神)塚本

勝利打点 若林忠志 1

猛打賞 (神)若林忠志 1


若林忠志、無四球完封、猛打賞、勝利打点

 南海は若林忠志の前に6回まで1安打無四球。3回二死から松川博爾が放った中前打が唯一の走者であった。

 阪神も昨日完封を喰らった連投の中本政夫の前に4回まで1安打無四球。初回に先頭の塚本博睦が放った左前打が唯一の走者であったが、5回に中本を捕まえた。

 阪神は5回、先頭の藤村冨美男が四球を選んで出塁、門前真佐人が左前打で続いて無死一二塁、若林が三塁にタイムリーヒットを放って1点を先制、南海ベンチはここで先発の中本から清水秀雄にスイッチ、小林英一が投前に送りバントを決めて一死二三塁、武智修が投前にスクイズバントを決めて2-0とする。

 阪神は6回、先頭の金田正泰が四球を選んで出塁、御園生崇男が三遊間にヒットを放ち無死一二塁、本堂保次の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー、二死三塁から、藤村の遊ゴロをショート松川がエラーする間に三走金田が還って3-0とリードを広げる。

 阪神は7回、先頭の若林が中前打を放って出塁、小林は四球、武智が送りバントを決めて一死二三塁、トップに返り塚本博睦が左中間に試合を決定付ける三塁打を放ち5-0とダメ押す。

 南海は7回表、二死から堀井数男が左前打、吉川義次がレフト線ヒットを放って一二塁とするが、八木進は中飛に倒れて無得点。

 南海は9回、一死後岡村俊昭がレフト線にヒット、二死後堀井が三塁にヒット、吉川の三遊間寄りの遊ゴロをショート武智が三塁に送球するがセーフ、野選が記録されて二死満塁と最後まで食らい付くが、最後は八木が三ゴロに倒れて零封負け。

 若林忠志は5安打無四球4三振の完封で4勝目をマーク。打っては猛打賞と勝利打点を記録する獅子奮迅の活躍であった。

 

2018年3月31日土曜日

19年 4月月間MVP


月間MVP

投手部門

 巨人 須田博 7

 今月、4試合に登板し36回を投げて4勝0敗1完封。防御率0.25、奪三振率3.50、WHIP1.00。昭和15年11月以来、通算7度目の受賞となった。

 次点は4勝3敗1セーブ1完封の森井茂。

 森井は8試合に登板して62回3分の1を投げているが与四球11個、与死球1個。須田が36回で与四球16個に対して、森井のコントロールは際立っている。この結果、森井のWHIPは0.93で須田を上回っている。


打撃部門

 巨人 中村政美 1

 24打数8安打1得点7打点、二塁打3本、三塁打1本。勝利打点1個、真の殊勲打1個、並列の殊勲打1個と勝負強いバッティングが光った。

 次点は黒沢俊夫で31打数10安打6得点5打点、二塁打3本、三塁打1本。


特別賞

 朝日 金光彬夫

 4月22日のデビュー戦で初打席初本塁打。2戦目で2試合連続本塁打。出場した5試合すべてで長打を放ち、デビューから5試合連続長打を継続中。衝撃のデビューに対して、特別賞が贈られた。

 

2018年3月27日火曜日

19年 第2節 週間MVP


 今節は産業が3勝1敗1分、阪急が3勝1敗、巨人が3勝1敗、阪神が2勝2敗、南海が1勝3敗、朝日が0勝4敗1分であった。


週間MVP

投手部門

 巨人 須田博 2

 2勝0敗1完封。

 産業 森井茂 2

 2勝1敗1S。


打撃部門

 朝日 金光彬夫 1

 17打数7安打3得点6打点、本塁打2本、二塁打3本、5試合連続長打。

 巨人 黒沢俊夫 1

 16打数6安打5得点4打点、二塁打2本、三塁打1本。

 巨人 中村政美 1

 14打数5安打1得点7打点、二塁打2本。

 産業 金山次郎 1
 
 19打数5安打4得点4打点。1V打、1並列殊勲打。

 阪急 坂田清春 1

 14打数7安打1得点3打点、三塁打1本。4月29日の巨人戦では4打数4安打。


殊勲賞

 産業 井上嘉弘 1

 14打数5安打2得点1打点、二塁打2本、1V打。

 阪急 大平茂 1

 2勝1敗、4月23日の南海戦で完封勝利と猛打賞。打っても13打数5安打。

 南海 中本政夫 1

 4月30日の阪神戦で3安打完封。

 巨人 藤本英雄 1
 
 12打数5安打4得点2打点、二塁打2本、三塁打1本、本塁打1本。


敢闘賞

 阪急 髙橋敏 1

 15打数4安打4得点4打点、二塁打3本。

 巨人 川畑博 1

 13打数3安打、二塁打1本、三塁打1本、本塁打1本。ヒットは全て長打。

 朝日 田中豊一 1

 22打数7安打4得点、二塁打2本。

 南海 堀井数男 1

 15打数5安打1得点、三塁打1本。


技能賞
 
 産業 藤原鉄之助 1
 
 4月23日の朝日戦で4つの盗塁を刺す。

 阪神 金田正泰 1

 11打数3安打2得点3打点6四球、1決勝本塁打。

 朝日 森本清三 1

 4月23日の産業戦で基本に忠実な守備。

 南海 八木進 1

 4月29日の産業戦で6補殺、4個の盗塁を刺す。

 

2018年3月24日土曜日

誤記載


 センバツ開会式で、慶應義塾高等学校のプラカードで「應」の字に誤記載があり、大会本部は「大変ご迷惑をおけしました」と謝罪コメントを発表したと伝えられています。そもそも、「応」と略字を使用するところで間違っているのですが(笑)。

 筆者が高校2年の時、神奈川軟式の夏の大会で優勝して南関東大会に進出しました。千葉県高校野球の「聖地」天台球場で行われた南関東大会では、公式練習の翌日が開会式。入場行進に入った時、「慶應‟技術”高等学校」とアナウンスされ、みんなで大笑いしながら行進していました。

 習志野高校も甲子園に出始めた頃は「しゅうしの」などと読まれていましたね。まぁ、よくある話です。

*1975年軟式南関東大会参加章。「S.50 8/4」は、私が刻印したものです。


 

 

2018年3月21日水曜日

19年 阪神vs南海 1回戦


4月30日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪神 5勝3敗 0.625 武智修
1 0 3 0 0 0 0 0 X 4 南海 2勝6敗 0.250 中本政夫

勝利投手 中本政夫 2勝3敗
敗戦投手 武智修     1勝1敗

二塁打 (南)中本、松川

勝利打点 吉川義次 1


中本政夫3安打完封、投打に活躍

 南海は初回、先頭の野口渉は遊ゴロ、岡村俊昭の当りはニゴロ、これをセカンド本堂保次がエラー、清水秀雄の右前打で一死一三塁、堀井数男は浅い中飛に倒れるが、吉川義次がサードへのタイムリーを放ち1点を先制する。

 南海は2回、一死後堀井が左前打で出塁、吉川は遊飛に倒れるが、八木進が三遊間を破り二死一二塁、中本政夫がライト線に二塁打を放って2-0、鬼頭勝治の三ゴロをサード本堂が一塁に悪送球する間に三走八木が還って3-0、鬼頭には打点は記録されず、松川博爾がレフト線に二塁打を放って4-0とリードを広げる。

 阪神先発の武智修は3回まで7安打4失点であったが、4回以降立ち直り8回まで1安打無失点に抑えて完投した。

 南海先発の中本政夫は阪神打線を3安打2四球3三振に抑えて今季初完封、2勝目をあげる。打っても4打数2安打1打点、二塁打1本の活躍であった。

 本堂保次がセカンドで2個、サードで2個の合計4失策、阪神はこれが響いた。武智修は4失点ながら自責点は1であった。

 

2018年3月19日月曜日

19年 朝日vs産業 3回戦


4月30日 (日) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 朝日 1勝7敗1分 0.125 内藤幸三 森本清三
0 0 0 1 0 0 3 0 X 4 産業 5勝3敗 0.625 森井茂

勝利投手 森井茂     4勝3敗
敗戦投手 森本清三 0勝4敗

二塁打 (朝)金光、田中 (産)井上

勝利打点 加藤正二 1


森井茂、無四球完投で4勝目

 朝日先発の内藤幸三は3回までパーフェクトピッチング。ところが4回、突然乱れた。

 産業は4回、先頭の金山次郎が四球を選んで出塁、小坂三郎も四球、加藤正二も四球を選んで、無死満塁、朝日ベンチはここで内藤をファーストに回して、ファーストの森本清三がマウンドに上がり、鈴木秀雄がライトに犠牲フライを放ち1点を先制、藤原鉄之助はストレートの四球で一死満塁、しかし藤野義登の遊ゴロは「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 朝日は6回、先頭の田端美夫の当りは遊ゴロ、これをショート金山次郎がエラー、トップに返り酒沢政夫の捕前バントはキャチャー藤原がダッシュ良く飛び出し二塁に送球して田端は二封、田中豊一が左中間に二塁打を放って一死二三塁、森本の当りは一ゴロ、しかしこれをファースト藤野が後逸する間に三走酒沢に続いて二走田中もホームに還って2-1と逆転する。

 産業は6回、先頭の加藤が打撃妨害により出塁、鈴木の送りバントが内野安打となって無死一二塁、藤原が送って一死二三塁、続く藤野に代わる代打野口正明の当りはセカンドライナー、二走鈴木が飛び出し、セカンド金光が二塁ベースを踏んで無補殺併殺。

 産業は7回、先頭の井上嘉弘が左中間に二塁打、須原武志がストレートの四球を選んで無死一二塁、森井茂の一塁線バントはファースト内藤が三塁に送球して二走井上は三封、トップに返り金山が四球を選んで一死満塁、小坂が押出し四球を選んで2-2の同点、加藤もストレートの押出し四球で3-2と逆転、更に鈴木も3連続押出し四球で4-2と突き放す。

 朝日は8回から内藤が再びマウンドに上がり森本がファーストに戻る。

 産業は8回、先頭の野口の当りは三ゴロ、これをサード田端が一塁に悪送球、続く井上の当りはライトに抜けるが「9-4-6」と渡って野口は二封されライトゴロ、須原は四球、内藤がセンター左にヒットを放ち一死満塁、トップに返り金山の当りはサードライナー、三走井上が戻れずサード田端が三塁ベースを踏んで7回の金光に続いてこの試合2個目の無補殺併殺。

 森井茂は4安打無四球4三振2失点、自責点ゼロの完投で4勝目をあげてハーラー争いで須田博に並ぶ。朝日投手陣は11四球の乱調であったが、森井は無四球ピッチングであった。

 

19年 阪急vs巨人 3回戦


4月30日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 阪急 5勝3敗 0.625 大平茂
1 2 0 0 2 0 4 0 X 9 巨人 6勝2敗 0.750 須田博

勝利投手 須田博 4勝0敗
敗戦投手 大平茂 3勝1敗

二塁打 (急)榎並 (巨)黒沢、呉2、中村
三塁打 (巨)黒沢
本塁打 (巨)川畑 1号

勝利打点 中村政美 1


須田博、2安打完封

 阪急先発は大平茂、巨人先発は須田博。共にここまで3勝0敗で月間MVPを賭けた対決。両チーム共にここまで5勝2敗で首位攻防戦でもある。

 巨人は初回、先頭の黒沢俊夫が四球で出塁すると二盗に成功、呉新亨は投ゴロ、藤本英雄は三振に倒れて二死二塁、中村政美の一二塁間タイムリーで1点を先制する。

 巨人は2回、先頭の近藤貞雄が中前打で出塁、川畑博がレフトスタンドにツーランホームランを叩き込んで3-0とリードを広げる。

 巨人は5回、先頭の黒沢が左中間に二塁打、呉が右中間に二塁打を放って4-0、藤本が三前に送りバントを決めて一死三塁、中村も左中間に二塁打を放ち5-0と突き放す。中村は三塁を欲張り「7-6-5」と渡ってタッチアウト。

 巨人は7回、先頭の杉江繁雄がストレートの四球で出塁、トップに返り黒沢がライト線に三塁打を放って6-0、呉が左中間に二塁打を放って7-0、藤本も左前にタイムリーを放って8-0、中村が四球を選んで無死一二塁、須田の右前タイムリーで9-0と大量リードを奪い圧勝した。

 須田博は阪急打線を2安打に抑えて今季初完封、無傷の4連勝を飾る。



2018年3月14日水曜日

19年 南海vs産業 3回戦


4月29日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 計
0 2 0 0 0 0 0 0 0  0  2 南海 1勝6敗 0.143 清水秀雄 中本政夫
0 0 0 0 0 0 2 0 0 1X 3 産業 4勝3敗 0.571 森井茂

勝利投手 森井茂 3勝3敗
敗戦投手 中本政夫 1勝3敗

二塁打 (南)松川、岡村
三塁打 (南)堀井

勝利打点 金山次郎 1

猛打賞 (南)岡村俊昭 2


金山次郎、延長10回サヨナラ打

 南海は2回、先頭の八木進が森井茂のスローボールを中前に弾き返して出塁、丸山二三雄が送って一死二塁、鬼頭勝治が三遊間に内野安打、ショート金山次郎の一塁送球が悪送球となる間に打者走者の鬼頭は二塁に進んで一死二三塁、松川博爾が三塁線を破るタイムリー二塁打を放って二者生還、2点を先制する。

 産業は南海先発・清水秀雄の前に6回まで2安打無得点。

 産業は7回、先頭の岩本章がストレートの四球で出塁、藤原鉄之助が中前打を放ち無死一二塁、井上嘉弘が一塁線に送りバント、これをファースト丸山がファンブル、犠打とエラーが記録されて無死満塁、この後、打者小坂三郎の打席で二走藤原が「2-3B」でアウトと記録されている。一塁手が一塁ベースを空けて二塁ベースに進むのは一塁走者が関係ない場面。二塁打を放った打者走者が一塁ベースを回った時、一塁手が打者走者を追って二塁ベースに向かうのが通常のケースですが、この場面は無死満塁なので三走と二走が何かを仕掛けたと考えられます。挟殺プレーがあったのならば「2-3B」とはならないので、キャッチャー八木進が塁を離れた三走岩本と二走藤原を牽制している間に一塁手の丸山が二塁ベースに走って八木からの送球を受けて二走藤原をタッチアウトにしたということになりますが如何でしょうか。

 小坂が四球を選んで一死満塁、藤野義登の中犠飛で1-2、ここで一走小坂がディレードスチール、キャッチャー八木からの送球で一二塁間に挟まれ「2-6-3-4」でタッチアウト、小坂がアウトになる前に三走井上が生還して3-3の同点に追い付く。

 産業は10回裏、先頭の小坂が中前打、藤野が四球を選んで無死一二塁、森井が投前に送りバントを決めて一死二三塁、トップに返り金山が左前にサヨナラタイムリーを放ち、3-2で競り勝つ。

 森井茂は延長10回を投げて8安打1四球1三振で完投、3勝目をあげる。
 延長10回であったが試合時間は1時間13分、南海は4残塁、産業は6残塁と、試合内容は引き締まっていた。


 

2018年3月11日日曜日

19年 阪神vs朝日 2回戦


4月29日 (土) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 1 0 0 5 0 0 0 7 阪神 5勝2敗 0.714 若林忠志
0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 朝日 1勝6敗1分 0.143 大橋一郎 森本清三

勝利投手 若林忠志 3勝2敗
敗戦投手 森本清三 0勝3敗

二塁打 (朝)金光

勝利打点 御園生崇男 1


御園生崇男が3打点

 阪神は初回、塚本博睦、金田正泰が連続四球で無死一二塁、御園生崇男の左前タイムリーで1点を先制する。本堂保次は二飛、藤村冨美男が左前打を放って一死満塁、門前真佐人の初球はボール、朝日ベンチはここで先発の大橋一郎から森本清三にスイッチ、門前の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 阪神は3回、先頭の塚本が三塁内野安打で出塁すると二盗に成功、金田の中前打で無死一三塁、御園生の中犠飛で2-0とする。一走金田もタッチアップから二塁を狙うが、センター坪内道則からのバックセカンドにタッチアウト。併殺が記録されたが御園生には打点が記録されている。

 阪神は6回、一死後門前が四球で出塁、若林の遊ゴロをショート酒沢政夫がエラーして一死一二塁、小林英一の一塁線タイムリーで3-0、武智修は一飛に倒れて二死一二塁、トップに返り塚本がストレートの四球を選んで一死満塁、金田がストレートの押出し四球を選んで4-0、御園生の中前タイムリーで5-0、本堂が押出し四球を選んで6-0、藤村の遊ゴロの間に三走金田が還って7-0とする。

 完封負け寸前の朝日は9回裏、先頭の金光彬が左中間に二塁打、坪内は左飛に倒れて一死二塁、大島渡の右前タイムリーで1点返して1-7とするが反撃もここまで。
 若林忠志は9安打を許しながら3四球1三振1失点の完投で3勝目をあげる。


 御園生崇男が3打点の活躍、勝利打点も記録した。

 阪神は10安打で7得点、ところが11残塁、四球を9個選んでいるからです。金田正泰は5打席1打数1安打4四球をマーク。朝日二番手の森本清三は8回3分の2を投げて7四球であった。

 

2018年3月5日月曜日

19年 巨人vs阪急 2回戦


4月29日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 2 1 0 0 0 0 0 0 4 巨人 5勝2敗 0.714 藤本英雄 近藤貞雄
0 0 4 2 1 1 0 0 X 8 阪急 5勝2敗 0.714 高橋敏 笠松実

勝利投手 笠松実     2勝1敗
敗戦投手 藤本英雄 2勝2敗

二塁打 (巨)黒沢 (急)野口、高橋、坂井
三塁打 (巨)川畑 (急)坂田
本塁打 (巨)藤本 1号 (急)上田 1号

勝利打点 上田藤夫 1

猛打賞 (急)野口明 1、坂田清春(4安打) 1


坂田清春4打数4安打

 巨人は初回、先頭の黒沢俊夫が左中間に二塁打、呉新亨も中前打で続いて無死一三塁、呉が二盗を試みるがキャッチャー坂田清春からの送球にタッチアウト、三走黒沢は動かず一死三塁、藤本英雄は四球を選び、中村政美が中前にタイムリーを放って1点を先制する。五番ファーストに入った須田博の投ゴロは「1-4-3」と渡ってダブルプレー。

 阪急は1回裏、二死後野口明が左中間に二塁打を放つが、四番ピッチャー高橋敏は一邪飛に倒れて無得点。

 巨人は2回、一死後川畑博が右中間に三塁打、渡部弘がストレートの四球から二盗を決めて一死二三塁、プロ入り初出場の今泉勝義は三振に倒れて二死二三塁、トップに返り黒沢がセンター左に2点タイムリーを放って3-0とリードを広げる。二塁を狙った打者走者の黒沢は「8-2-4」と渡ってタッチアウト。

 阪急は2回裏、先頭の三木久一はワンボールツーストライクから3球ファウルで粘るが三振、坂田がツーボールツーストライクからの5球目を右中間に三塁打、大平茂は藤本に6球投げさせて三振、坂井豊司も藤本に5球投げさせて三振。

 阪急は2回まで藤本に35球投げさせた。これが後に効くこととなる。

 巨人は3回、一死後藤本が左中間スタンドにホームランを叩き込んで4-0と大きくリードする。

 阪急は3回裏、先頭の伊藤健一は藤本に5球投げさせて三振、トップに返り山田伝が四球を選んで出塁、上田藤夫は5球ファウルで粘って四球を選び一死一二塁、野口明の三遊間内野安打で一死満塁、高橋のニゴロをセカンド渡部が二塁に悪送球する間に三走山田が還って1-4、三木は三球三振、坂田の中前タイムリーで2-4、大平がライト線に2点タイムリーを放って4-4の同点とする。

 阪急はこの回、藤本に35球を投げさせて、藤本の投球数は3回までで72球となった。

 阪急は4回から先発の高橋敏がライトに回り笠松実がマウンドに上がる。

 阪急は4回裏、二死後山田が四球を選んで出塁、上田がレフトスタンドに勝越しのツーランホームランを放って6-4とする。

 阪急は5回、先頭の高橋が右中間に二塁打、藤本がワイルドピッチを犯して高橋は三進、笠松の中犠飛で7-4とリードを広げる。

 巨人先発の藤本英雄は5回までに103球を投げて6回からライトに回り、近藤貞雄がマウンドに上がる。

 阪急は6回、先頭の山田が一塁線に内野安打、上田の右前打で無死一二塁、野口明のニゴロは「4-6-3」と渡ってダブルプレー、二死三塁から高橋が右前にタイムリーを放って8-4とダメ押す。

 巨人キラーの笠松実は、6イニングを投げて1安打3四球4三振無失点、2勝目をあげる。

 阪急は毎回の14安打。坂田清春が4打数4安打三塁打1本の活躍、野口明も猛打賞を記録した。

 阪急の勝因は、初回から徹底的に藤本英雄に投げさせる作戦を立てたことによる。

 

2018年3月4日日曜日

19年 産業vs朝日 2回戦


4月24日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
0 0 0 3 0 0 0 0 0  0   0   0  3 産業 3勝3敗1分 0.500 森井茂
2 0 0 1 0 0 0 0 0  0   0   0  3 朝日 1勝5敗1分 0.167 内藤幸三

二塁打 (産)鈴木、藤原 (朝)広田、田中、金光

勝利打点 なし

猛打賞 (朝)酒沢政夫 1


延長12回引分け

 朝日は初回、先頭の酒沢政夫がセンター左にヒット、田中豊一も中前打を放って無死一二塁、坪内道則がセオリーどおり三前に送りバントを決めて一死二三塁、森本清三が一塁線を抜くタイムリーを放って二者生還、2点を先制する。

 産業は4回、一死後野口正明がストレートの四球で出塁、小坂三郎もストレートの四球、更に重盗、藤野義登は三振に倒れて二死二三塁、森井茂が中前にタイムリーを放って1-2、トップに返り金山次郎も左前にタイムリーを放ち2-2の同点、鈴木秀雄が右中間に二塁打を放って3-2と逆転に成功する。

 朝日は4回裏、先頭の大島渡の当りは右飛、これをライト井上嘉弘が落球して大島は二塁に進み、広田修三の左越え二塁打で3-3の同点に追い付く。

 4回までは点の取り合いとなったが、5回以降は産業先発の森井茂と朝日先発の内藤幸三との投げ合いが延々と続き、延長12回引き分く。

 産業は9回表、一死後森井が中前打、トップに返り金山は中飛、鈴木が四球を選んで二死一二塁、ここで加藤正二が中前打、二走森井が三塁ベースを蹴ってホームに突っ込むが、センター坪内からのバックホームにタッチアウト。

 朝日は9回裏、一死後酒沢がレフト線にヒット、田中が左中間に二塁打を放って一死二三塁とサヨナラのチャンス、しかし期待の坪内は一邪飛、森本も右飛に倒れて無得点。

 最終回の攻防が引分けとなった要因である。

 産業は11安打、朝日は13安打、残塁は共に12個であった。

 

2018年2月25日日曜日

19年 朝日vs産業 1回戦


4月23日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 0 0 0 0 0 2 0 4 朝日 1勝5敗 0.167 内藤幸三 森本清三
0 0 2 0 1 0 0 4 X 7 産業 3勝3敗 0.500 井上嘉弘 森井茂

勝利投手 井上嘉弘 1勝0敗
敗戦投手 森本清三 0勝2敗

三塁打 (朝)田中
本塁打 (朝)金光 2号 (産)金山 1号

勝利打点 井上嘉弘 1


井上嘉弘、プロ入り初勝利と決勝打

 産業は井上嘉弘がプロ入り初登板初先発。

 朝日は初回、先頭の酒沢政夫の右飛はヒット性の当りであったがライト高橋敏が好捕、田中豊一が右中間に三塁打、坪内道則はストレートの四球から二盗に成功、森本清三がセンター左に先制タイムリーを放って1-0、金光彬夫もセンター左にタイムリーを放ち2-0とする。

 産業は3回、先頭の金山次郎の当りは三ゴロ、これをサード田端美夫がエラー、鈴木秀雄は一二塁間にヒット、加藤正二がレフト線にタイムリーを放ち1-2、一走鈴木も二塁ベースを蹴って三塁に向かおうとするが、レフト大島渡からの返球をカットしたピッチャー内藤幸三がセオリーどおりランナーを追って二塁に走ってきたファースト森本清三に送球、鈴木はに二三塁間に挟まれ、森本からサード田端に送球されて鈴木はタッチアウト、森本の基本に忠実なプレーが光った。この間に打者走者の加藤は二塁に進み、岩本章の左飛で加藤がタッチアップから三塁に進み、藤原鉄之助のレフトライナーを田端が落球する間に三走加藤が還って2-2の同点に追い付く。

 産業は5回、先頭の加藤が四球を選んで出塁、岩本の送りバントは捕邪飛となって失敗、藤原は中飛に倒れて二死一塁、野口正明の右前打で加藤は三塁に進み、野口が二盗を決めて二死二三塁、小坂三郎の遊ゴロをショート酒沢がエラー、三走加藤が還って3-2と勝ち越す。

 朝日は8回、先頭の森本が左前打、金光がレフトスタンドに昨日に続いて2試合連続本塁打となるツーランを放って4-3と逆転する。

 産業は8回裏、先頭の野口が左中間二塁打、小坂の遊ゴロで二走野口が三塁に走り、ショート酒沢が三塁に送球するが悪送球となって無死一三塁、小坂が二盗を決めて無死二三塁、藤野義登が中前に同点タイムリーを放って4-4、藤野は二盗に失敗して一死三塁、井上が右中間に二塁打を放って5-4と再逆転、トップに返り金山がレフトスタンドにツーランホームランを放って7-4と突き放す。

 逆転に成功した産業は9回から先発の井上に代えて森井茂がマウンドに上がる。

森井は最終回の産業の反撃を三者凡退に抑えて今季初セーブを記録。

 井上嘉弘は8回を投げて10安打6四球2三振、1ボーク、4失点、プロ入り初登板で初勝利を飾る。勝利打点も記録した。

 10安打6四球で産業に2失策があって18人の走者を出しながら4得点の朝日は記録だけ見ると拙攻に見えるが残塁は9個のみ。併殺が1個あり、産業のキャッチャー藤原鉄之助に4つの盗塁を刺されたことに起因している。

 すなわち、井上嘉弘のプロ入り初勝利は、藤原鉄之助の強肩に助けられたものであった。

 

2018年2月21日水曜日

MVPは菊池彩花


 解説の青柳さんも「3人だけではない、4人ですよ。」

 準決勝と決勝が同日に行われる団体パシュートでは、如何に決勝戦に体力を温存させるかがポイントになります。

 高木姉妹は準決勝、決勝に出場しますが、菊池彩花は準決勝、決勝戦は佐藤綾乃が出場しました。決勝の舞台で金メダルを争うのは高木姉妹と佐藤綾乃となりますが、当ブログが贈呈するMVPは、佐藤の体力を温存させたバイ・プレイヤーの菊池彩花に進呈させていただきます。

 筆者の高校2年生時代、神奈川軟式の夏の大会も準決勝と決勝は同日に行われました。炎天下ですよ(笑)。

 準決勝第一試合に出場して日大藤沢を6対5の激戦の末降し、決勝戦では準決勝第二試合を勝ち上がってきた湘南高校に6対1で楽勝して優勝しました。決勝戦に向けて、1試合休んで体力を温存できたことが勝因でした。

 高校野球の軟式などには予算が回ってこないので準決勝と決勝を同日に行うのは経費削減のため理解できますが、折角のオリンピックですから、ベストコンディションで戦うスケジュールにするべきなのではないでしょうか。


*高校2年の時に神奈川軟式で優勝して出場した南関東大会参加賞。


 

2018年2月19日月曜日

維持会員


 今年も更新手続きの季節がやってきました。もう何回目になることやら(笑)。

 私が野球体育博物館(当時、現・野球殿堂博物館)通いを始めたのは中学時代のことですから45年以上前になります。

 当時は後楽園球場の横にありました。現在はドームの地下に組み込まれていますが。

 後楽園球場にいつも通り東映vs西鉄戦を見に行った時、ふと横を見ると変な建物があり、「野球体育博物館」の看板がありましたので入ってみました。誰もいない薄暗い建物の中を歩いていると、ちょっとした大広間に出て、何か沢村や景浦のレリーフが飾ってありました。ここってもしかして・・・と思ったら、ここが「野球殿堂」だったのです。何も知らずに偶然「野球の聖地」に迷い込んでしまいました。あの「荘厳」な雰囲気には圧倒されましたね。

 以来、45年以上通い続けています。

*今年も1万円振り込みます(笑)。


 

2018年2月18日日曜日

19年 南海vs阪急 3回戦


4月23日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 1勝5敗 0.167 政野岩夫
4 1 0 0 0 0 0 0 X 5 阪急 4勝2敗 0.667 大平茂

勝利投手 大平茂     3勝0敗
敗戦投手 中本政夫 1勝2敗

三塁打 (急)榎並

勝利打点 なし

猛打賞 (急)大平茂 1


大平茂、5安打完封でハーラー単独トップ

 阪急は初回、先頭の山田伝がストレートの四球で出塁、上田藤夫のライト線ヒットで無死一三塁、ここで一走上田がディレードスチールを仕掛けるが、ピッチャー中本が落ち着いてショート松川博爾に送球してタッチアウト、野口明は三振に倒れて二死三塁、、高橋敏の遊ゴロをショート松川がエラーする間に三走山田が還って1点を先制、大平茂の右前打で一走高橋が三塁に進み二死一三塁、坂田清春の左前タイムリーで2-0、ここで榎並達郎が右越えに三塁打を放ち二者還り4-0とする。

 阪急は2回、先頭の伊藤健一がストレートの四球で出塁、トップに返り山田の二ゴロの間に伊藤は二進、上田は左飛に倒れて二死二塁、野口明の二飛をセカンド加藤喜作が落球、二走伊藤が還って5-0とする。

 南海は3回の守備からセカンドにタイムリーエラーの加藤に代わって野口渉が入る。

 大平茂が快投を見せて5安打1四球3三振で完封、開幕3連勝を飾ってハーラー単独トップに躍り出る。

 須田博が3勝目をあげた試合を先にアップしてしまいましたが、この日の西宮はこの試合が第1試合なのでこの時点では大平がハーラー単独トップとなります。スコアカードの編集がぐちゃぐちゃになっていますのでご了承ください。

 絶好調の大平だが、この勝利がプロでの最後の勝利となった。この試合では猛打賞も記録している。

 この試合の決勝点はエラーによるもので勝利打点は「なし」となるが、真の殊勲打は榎並達郎が放った試合を決める2点タイムリー三塁打である。榎並のプロ野球在籍は昭和19年のみとなるが、通算13安打で二塁打3本、三塁打3本を記録している。この日の三塁打がプロ入り初長打となった。

 

2018年2月13日火曜日

順番違い


 4月22日の試合が終わる前に4月23日の試合をアップしてしまいました。

 スコアカードの編集が違っているのが原因ですが、プロとして情けない。申し訳ございませんでした。

 

19年 阪急vs南海 2回戦


4月22日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 0 1 0 0 0 0 0 4 阪急 3勝2敗 0.600 大平茂
1 0 1 0 0 0 0 0 0 2 南海 1勝4敗 0.200 清水秀雄

勝利投手 大平茂     2勝0敗
敗戦投手 清水秀雄 0勝3敗

二塁打 (急)高橋2

勝利打点 高橋敏 1


高橋敏、決勝二塁打

 阪急は初回、先頭の山田伝がストレートの四球で出塁、上田藤夫の遊ゴロでランナーが入れ替わり、野口明がファウルで5球粘って右前打を放ち一死一二塁、ここで高橋敏が左中間に二塁打を放って二者生還し2点を先制、大平茂の左前打で一死一三塁、坂田清春の左犠飛で3-0とリードを広げる。

 南海は1回裏、一死後岡村俊昭の当りはニゴロ、これをセカンド上田がエラー、清水秀雄が右前打を放って一死一二塁、堀井数男の三塁線ヒットで一死満塁、吉川義次の三ゴロで三走岡村は当然ホームに走り、サード伊藤健一は三塁ベースを踏んでからホームに送球するが間に合わず岡村が生還して1-3、一走堀井が二塁ベースを蹴って三塁に走ったのを見てキャッチャー坂田が三塁に送球して堀井はタッチアウト、途中に得点を挟んでいるが「5C-2-5」の併殺が記録された。ここはサード伊藤の判断ミスが1失点につながったと見るか、3点をリードしている場面なのでワンアウトを優先させた伊藤の好判断と見るべきか、見解が分かれるところしょう。当ブログは、3点リードの状況でワンアウトを優先させた伊藤の判断を尊重します。ワンプレーは一瞬の判断で決まりますね。

 南海は3回、先頭の松川博爾がストレートの四球で出塁、岡村の一塁線ヒットで無死一三塁、清水は遊飛に倒れて一死一三塁、堀井の三ゴロをサード伊藤が一塁に悪送球する間に三走松川が還って2-3と追い上げる。

 阪急は4回、先頭の山田は遊ゴロ、上田も遊ゴロに倒れるがショート松川からの送球をファースト丸山二三雄が落球、野口明の遊ゴロの間に上田は二進、四番・高橋が左中間に2本目のタイムリー二塁打を放って4-2と突き放す。

 大平茂は6安打5四球2三振、2失点ではあったが自責点ゼロの完投で2勝目をあげる。4月16日の朝日戦でのプロ入り初勝利はリリーフによるものであったが、2勝目は堂々の完投勝利であった。

 高橋敏が2本のタイムリー二塁打を放つ活躍を見せた。戦後、都市対抗で強打を発揮して全日本代表に選ばれる打撃は、戦前から輝きを放っていたのである。

 

2018年2月12日月曜日

19年 阪神vs巨人 2回戦


4月23日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 1 0 2 阪神 4勝2敗 0.667 若林忠志
1 1 0 0 0 2 0 0 X 4 巨人 5勝1敗 0.833 須田博

勝利投手 須田博     3勝0敗
敗戦投手 若林忠志 2勝2敗

二塁打 (神)若林 (巨)近藤、川畑、須田、藤本
三塁打 (神)金田 (巨)藤本

勝利打点 なし


藤本英雄が二塁打と三塁打

 巨人は初回、二死後藤本英雄が右中間に三塁打、中村政美の二ゴロをセカンド藤村冨美男がエラー、この間に三走藤本が還って1点を先制する。

 巨人は2回、先頭の近藤貞雄が左中間に二塁打、川畑博も左中間に二塁打を放って2-0とする。

 阪神打線は4回まで無安打。5回、一死後藤村が四球を選んで出塁、門前真佐人がセンター左にヒットを放ち一死一二塁、しかし若林忠志のニゴロが「4B-3」と渡ってダブルプレー。

 阪神は6回、二死後塚本博睦がセンター右にヒット、金田正泰が右中間に三塁打を放って1-2と追い上げる。

 巨人は6回裏、一死後呉新亨の当りはニゴロ、これを藤村がこの日2個目のエラー、藤本は中飛に倒れるが、中村が四球を選んで二死一二塁、須田博の左中間二塁打で二者還り4-1と突き放す。

 阪神は8回、先頭の若林が右中間に二塁打、辻源兵衛に代わる代打小林英一の遊ゴロの間に若林は三進、ここでキャッチャー川畑がパスボールを犯して若林が還り2-4とする。

 巨人は藤本英雄が二塁打と三塁打を放つなど5本の長打を記録、その内4本を得点に結び付けた。

 阪神は藤村冨美男が2個のエラー、共に失点に結び付いた。

 須田博は4安打2四球4三振で完投、開幕3連勝を飾る。

 

2018年2月10日土曜日

19年 産業vs阪神 2回戦


4月22日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 産業 2勝3敗 0.400 森井茂
0 0 0 1 0 0 0 0 X 1 阪神 4勝1敗 0.800 武智修 若林忠志

勝利投手 武智修 1勝0敗
敗戦投手 森井茂 2勝3敗
セーブ    若林忠志 2

二塁打 (産)鈴木 (神)本堂
本塁打 (神)金田 1号

勝利打点 金田正泰 1


武智修、プロ入り初登板初勝利

 阪神は3回、一死後金田正泰がライトスタンドに先制ホームラン、1-0とする。二死後本堂保次がレフト線に二塁打を放つが、藤村冨美男は遊ゴロに倒れて追加点はならず。

 プロ入り初登板となった阪神先発の武智修は5回まで無安打ピッチング。6回、先頭の森井茂に初ヒットを打たれ、トップに返り金山次郎に送りバントを決められてスコアリングポジションに走者を背負うが、鈴木秀雄を右飛、加藤正二を左飛に打ち取り無失点。

 武智は7回、先頭の岩本章に四球を与え、藤原鉄之助に送りバントを決められて一死二塁、ここも野口正明を捕邪飛、小坂三郎を中飛に打ち取り無失点。8回は三者凡退に抑えた。

 武智は9回、先頭の鈴木にライト線二塁打を打たれ、加藤を遊ゴロに打ち取るが、二走鈴木がスタートを切りかけてから二塁に戻ったのを見てショート小林英一が二塁に送球するもセーフ、野選が記録されて無死一二塁、ここで阪神はショート小林に代わって若林忠志監督がマウンドに上がり、ピッチャー武智が本職のショートに入る。岩本は遊飛に倒れて一死一二塁、藤原が中前打を放って一死満塁、野口正明は一邪飛に倒れて二死満塁、小坂が三ゴロに倒れて阪神が逃げ切る。

 武智修は8回3分の0を投げて2安打2四球1死球無三振無失点、プロ入り初勝利をあげる。本職がショートであり、加藤正二に死球をぶつけていることから、サイド気味のフォームからシュートを投げていたのではないかと推測される。戦後も活躍を続けることとなる武智は、プロでは投手としても野手としても実績を残した二刀流、引退後は母校の松山商業を率いて甲子園に出場している。大谷も、引退後は花巻東の監督となって甲子園に行かなければ武智には勝てない。


*昭和24年の阪急時代、7勝をあげて投手としての全盛期であった頃の武智修の直筆サイン入りカード。このフィニッシュからも、サイド気味のフォームであったことがうかがえる。

 

19年 巨人vs朝日 2回戦


4月22日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 4 0 1 0 0 0 0 5 巨人 4勝1敗 0.800 藤本英雄
0 0 0 0 0 0 3 0 0 3 朝日 1勝4敗 0.200 内藤幸三 森本清三

勝利投手 藤本英雄 2勝1敗
敗戦投手 内藤幸三 1勝3敗

二塁打 (巨)中村、杉江、藤本
本塁打 (朝)金光 1号

勝利打点 黒沢俊夫 2


初打席初本塁打

 1回、2回と三者凡退の巨人は3回、一死後杉江繁雄が左前打を放って出塁すると二盗に成功、田村幹雄が四球を選んで一死一二塁、トップに返り黒沢俊夫のライト線タイムリーで1点を先制、呉新亨の投ゴロで黒沢が二封されて二死一三塁、呉が二盗を決め、藤本英雄が四球を選んで二死満塁、ここで四番・中村政美が左中間を鋭く抜く二塁打を放って三者生還、4-0とする。

 巨人は5回、先頭の黒沢が四球を選んで出塁、呉はショートライナー、藤本がライト線に二塁打を放って一死二三塁、中村の三ゴロの間に三走黒沢が還って5-0とする。

 6回まで巨人先発の藤本に無得点に抑え込まれてきた朝日は7回、先頭の田中豊一の当りは二ゴロ、これをプロ入り初出場のセカンド水野忠彦がエラー、桜沢三郎が中前にプロ入り初ヒットを放って無死一二塁、吉田弘は中飛に倒れて一死一二塁、朝日ベンチはここで田端美夫に代えてプロ入り初出場となる金光彬夫を代打に起用、金光はワンストライク後の2球目をレフトポール際にプロ入り初打席初ホームラン、3-5と追い上げる。

 藤本英雄は金光に一発を浴びたが、5安打3四球7三振で完投、2勝目をあげる。

 日本プロ野球史上初の初打席初本塁打を記録したキム・ヨンジョは、戦後は母国韓国で強打者として活躍し、その後は野球指導者として韓国球界の発展に尽力することとなる。

*当ブログでは、「野球人」と認定した場合は例外なく「呼び捨て」とさせていただいております。「野球人」には「呼び捨て」が似合うとの考えからです。ご了承ください。

 

2018年2月4日日曜日

19年 第1節 週間MVP


 今節は阪神が3勝1敗、巨人が3勝1敗、産業が2勝2敗、阪急が2勝2敗、朝日が1勝3敗、南海が1勝3敗であった。


週間MVP

投手部門

 産業 森井茂 1

 4試合連続登板で2勝2敗。4月16日の南海戦で1安打完封。

 阪神 若林忠志 1

 4試合連続登板で2勝1敗1セーブ1完封。

 巨人 須田博 1

 2勝0敗、18イニングで自責点0。


打撃部門

 阪神 本堂保次 1

 15打数6安打4得点6打点。V打1、真の殊勲打1。

 阪神 御園生崇男 1

 12打数6安打5得点2打点5四球2盗塁。

 巨人 呉新亨 1

 14打数6安打1得点4打点2四球4盗塁。

 朝日 坪内道則 1

 16打数7安打3得点2打点3盗塁、二塁打3本。


殊勲賞

 阪急 坂井豊司 1

 4月16日の朝日戦で7回決勝打

 産業 小坂三郎 1

 4月10日の阪神戦で8回裏逆転打

 南海 吉川義次 1

 4月15日の産業戦で5打点


敢闘賞

 阪神 藤村冨美男 1  

 15打数6安打3打点

 阪神 塚本博睦 1

 14打数5安打6得点3四球2盗塁

 阪急 上田藤夫 1

 17打数6安打3得点1打点


 阪急 伊藤健一 1

 15打数6安打3得点2盗塁

 産業 加藤正二 1

 15打数6安打3得点2盗塁

 南海 岡村俊昭 1

 16打数6安打3得点4四球


技能賞

 阪急 野口明 1

 14打数4安打6四球

 南海 清水秀雄 1

 13打数3安打6四球

 南海 堀井数男 1

 4月15日の産業戦で3盗塁