2017年11月12日日曜日

18年 大和vs阪神 11回戦


10月27日 (水) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 1 0 0 0 0 0 0 2 大和 31勝41敗6分 0.431 畑福俊英
0 0 0 0 0 0 0 4 X 4 阪神 39勝32敗6分 0.549 仁科栄三 三輪八郎 若林忠志

勝利投手 三輪八郎 10勝10敗
敗戦投手 畑福俊英 11勝10敗
セーブ    若林忠志  2

二塁打 (和)高橋、小島 (神)藤村

勝利打点 景浦将 4


阪神、藤村と景浦で逆転

 大和は2回、先頭の高橋吉雄がレフト戦に二塁打、小松原博喜の二ゴロの間に高橋は三進、小島利男の右犠飛で1点を先制する。

 大和は3回、先頭の畑福俊英が三遊間に内野安打、渡辺絢吾は左飛に倒れるが、トップに返り木村孝平が四球、呉新亨の遊ゴロで木村は二封、呉が二盗を決めて二死二三塁、金子裕が四球を選んで二死満塁、高橋の押出し四球で2-0とする。

 阪神は4回から先発の仁科栄三に代えて三輪八郎をマウンドに送る。三輪は8回まで大和打線を無得点に抑えて味方の反撃を待つ。

 阪神は8回裏、一死後武智修がストレートの四球で出塁、三輪の三塁線内野安打で一死一二塁、トップに返り塚本博睦は中飛に倒れて二死一二塁、金田正泰が四球を選んで二死満塁、阪神ベンチはここで同点のランナーとなる二走三輪八郎に代走として上田正を起用、藤村冨美男が右中間に二塁打を放って代走上田が同点のホームを踏んで2-2、二死二三塁から景浦将が左前に決勝の2点タイムリーを放って土壇場で4-2と逆転する。

 大和先発の畑福俊英は7回まで阪神打線を3安打無得点に抑えてきたが最後に捕まった。同点に追い付かれた二死二三塁で景浦を打席に迎え、敬遠を選択しなかった。昭和10年の巨人軍第1回アメリカ遠征に参加して以来プロの世界に生きてきた畑福俊英は、この試合がプロでの最後の試合となった。

 

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