2017年11月11日土曜日

18年 西鉄vs南海 12回戦


10月27日 (水) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
5 0 3 2 0 0 0 0 3 13 西鉄 35勝35敗7分 0.500 重松通雄 近藤貞雄
0 0 1 0 0 2 0 0 0  3  南海 26勝52敗2分 0.333 別所昭 長沼要男

勝利投手 近藤貞雄 5勝4敗
敗戦投手 別所昭  14勝24敗

二塁打 (西)中村民雄、近藤
本塁打 (西)富松 1号

勝利打点 なし


西鉄、全員安打の猛攻

 西鉄は初回、中村信一と濃人渉が四球で出塁して無死一二塁、野口二郎の遊ゴロをショート猪子利男が二塁に悪送球する間に二走中村信一がホームに還り1点を先制、野口明は投飛に倒れるが、黒沢俊夫が四球を選んで一死満塁、富松信彦の遊ゴロを猪子が又もエラー、三走濃人に続いて二走野口二郎も還って3-0、富松には1打点が記録される。一死一三塁となって中村民雄が右中間に二塁打を放ち4-0、重松通雄のピッチャー強襲ヒットで5-0として試合の主導権を握る。

 西鉄は3回、先頭の野口明の当りは二ゴロ、これをセカンド安井亀和がエラー、黒沢の右前打で無死一三塁、富松が左前にタイムリーを放ち6-0、南海ベンチはここで先発の別所昭をライトに回して長沼要男にスイッチ、中村民雄は右飛に倒れるが、重松の左前打で一死満塁、鵜飼勉が押出し四球を選んで7-0、トップに返り中村信一の二ゴロの間に三走冨松が還って8-0として試合をほぼ決める。

 大量リードを許した南海は3回裏、先頭の中野正雄が四球で出塁、八木進も四球、長沼も四球を選んで無死満塁、西鉄ベンチはここで先発の重松をベンチに下げて近藤貞雄をリリーフに送り、トップに返り安井の右犠飛で1-8とする。

 西鉄は4回、二死後黒沢が左前打で出塁、富松がライトスタンドにツーランホームランを叩き込んで10-1と突き放す。

 南海は6回、一死後猪子の当りは遊ゴロ、これをショート濃人がエラー、岡村俊昭は四球、鈴木芳太郎もストレートの四球で一死満塁、堀井数男が中前に2点タイムリーを放って3-10と反撃する。

 西鉄は9回、先頭の近藤が3打席連続ヒットとなる二塁打を左中間に放ち、鵜飼は四球、トップに返り中村信一が左前打を放って無死満塁、濃人の中前タイムリーで11-3、野口二郎の左前タイムリーで12-3、野口明の遊ゴロの間に三走中村信一が還って13-3とダメ押す。

 西鉄は出場した10人が全員安打、17本のヒットを記録した。富松信彦が5打数3安打3得点3打点、1本塁打の活躍。投手では先発の重松通雄は2打数2安打1打点、リリーフの近藤貞雄が3打数3安打1得点で二塁打1本の活躍を見せた。

 西鉄は守備でも2回から6回まで5イニング連続併殺を記録した。

 

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