2016年7月8日金曜日

18年 南海vs名古屋 4回戦


5月12日 (水) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 8勝12敗 0.400 丸山二三雄
0 0 0 0 0 0 1 0 X 1 名軍 13勝6敗1分 0.684 松尾幸造 森井茂

勝利投手 松尾幸造     2勝1敗
敗戦投手 丸山二三雄 1勝2敗
セーブ     森井茂     1

勝利打点 芳賀直一 1


芳賀直一、決勝タイムリー

 後楽園の第二試合は南海vs名古屋のダブルヘッダー第二戦。

 南海は初回、先頭の猪子利男が中前打で出塁、長谷川善三の送りバントは投飛となって失敗、岡村俊昭のバントが内野安打となって一死一二塁、堀井数男が死球を受けて一死満塁、しかし期待された好調・中野正雄は三飛に倒れ、八木進も投ゴロに終わって無得点。


 名古屋は1回裏、先頭の石丸藤吉が四球で出塁、岩本章は三振に倒れるが、古川清蔵が死球を受けて一死一二塁、小鶴誠も三振に倒れるが、吉田猪佐喜はストレートの四球で二死満塁、しかし芳賀直一は三振に倒れてスリーアウトチェンジ。


 南海は2回と5回に先頭打者が四球で出塁するが無得点、3回と4回も一死後四球で走者を出すが得点には至らない。


 名古屋は2回裏、二死後松尾幸造、石丸藤吉、岩本が3連続四球、しかし古川は三邪飛に倒れて無得点。


 名古屋は3回と4回も1四球、5回には2四球をを選ぶがここまで無得点。


 南海先発の丸山二三雄は5回まで9四球1死球を乱発するが、無安打に抑える。


 名古屋は6回、先頭の藤原鉄之助が左前にチーム初ヒット、金山次郎が送って一死二塁、しかし松尾は三振、トップに返り石丸藤吉は三邪飛に倒れて無得点。


 名古屋は7回、二死後小鶴が三塁に内野安打、サード増田敏の一塁送球が悪送球となって小鶴は二塁に進み、吉田は四球を選んで二死一二塁、ここで芳賀が右前に決勝タイムリーを放って1-0とする。


 リードを奪った名古屋は、7回まで無失点に抑えてきた松尾から森井茂にスイッチ。森井は8回を三者凡退、9回は先頭の中野をストレートの四球で歩かせ、八木に送られて一死二塁、ここで増田敏に代わる別所昭を歩かせて一死一二塁、丸山を投ゴロ併殺に打ち取って逃げ切る。



 丸山二三雄は8回を完投して3安打10四球1死球7三振1失点、7回の失点はエラー絡みで自責点はゼロであった。


 名古屋先発の松尾幸造は7回投げて3安打4四球1死球1三振無失点。リリーフの森井茂は2イニングを無安打2四球無三振無失点に抑えて継投で南海を零封した。


 両チーム合計で16四球2死球の乱戦。名古屋は12残塁、南海は8残塁、試合時間は1時間23分であった。




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