2016年2月19日金曜日

17年 大洋vs大和 14回戦


11月12日 (木) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 大洋 58勝38敗6分 0.293 古谷倉之助
2 0 0 2 1 0 0 0 X 5 大和 27勝65敗10分 0.604 石原繁三

勝利投手 石原繁三   20勝25敗
敗戦投手 古谷倉之助 5勝6敗

三塁打 (和)小松原

勝利打点 なし


石原繁三20勝目!!

 大和は初回、一死後木村孝平の当りは三ゴロ、これをサード佐々木光雄がエラーして一死一塁、木下政文は左飛に倒れるが、小松原博喜の中前打で一走木村は三進、小松原が二盗を決めて二死二三塁、苅田久徳の遊ゴロをショート濃人渉が一塁に悪送球する間に二者生還して2点を先制する。

 大洋は4回、一死後中村民雄が中前打、野口明の遊ゴロをショート山田潔が失して一死一二塁、古谷倉之助は右飛に倒れて二死一二塁、富松信彦は中前打、二走中村は三塁ベースを蹴ってホームに突進、センター渡辺絢吾からのバックホームに中村は本塁寸前でタッチアウト、このプレーがこの試合を決した。

 大和は4回裏、先頭の小松原が四球で出塁、苅田の三前送りバントをサード佐々木が一塁に悪送球、犠打エラーとなって無死二三塁、金子裕が四球を選んで無死満塁、鈴木秀雄は一邪飛、石原繁三は二直に倒れて二死満塁、しかし渡辺が押出し四球を選んで3-0、トップに返り山田もストレートの押出し四球を選び4-0とする。

 大和は5回、一死後小松原が右中間に三塁打、苅田の左前タイムリーで5-0とリードを広げる。


 石原繁三は7安打1四球1三振で今季7度目の完封、20勝目をあげる。石原は今月3度目の完封となった。


 大和はこれで今季27勝目、うち、20勝が石原繁三である。チームの勝利数に占める比率は7割4分1厘であり、現在38勝の野口二郎によるチームの勝利数(58勝)に占める比率6割5分5厘を大きく上回っている。石原が普通のチームに所属していたら、間違いなく30勝を記録していたでしょう。


 

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