2015年5月21日木曜日

17年 南海vs朝日 7回戦


7月21日 (火) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 1 0 0 0 1 0 0 3 南海 31勝25敗 0.554 神田武夫
0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 朝日 24勝30敗2分 0.444 福士勇 斉藤忠二 山本秀雄 林安夫

勝利投手 神田武夫 16勝11敗
敗戦投手 山本秀雄   2勝5敗

三塁打 (朝)坪内、室脇

勝利打点 神田武夫 1


神田武夫、3週間ぶりの勝利

 南海は初回、一死後猪子利男がストレートの四球で出塁、北原昇もストレートの四球で出塁して一死一二塁、岩本義行は左飛に倒れるが、国久松一の一塁内野安打の間に二走猪子が還って1点を先制する。

 南海は3回、一死後猪子が三塁に内野安打、北原が中前打、岩本が四球を選んで一死満塁、国久の右犠飛で2-0とする。二走北原はタッチアップからスタートを切るが二三塁間に挟まれ「9-2-6-5」と渡ってダブルプレーが記録された。試合巧者北原のことなので、三走猪子のホームインが危ないと見てアシストするために飛び出したとも考えられる。

 朝日は南海先発・神田武夫の前に4回まで2安打無得点。5回はショート猪子のダブルエラーに送りバントを絡めて一死一三塁のチャンスを作るが、斉藤忠二に代わる代打早川平一は捕ゴロ、五味芳夫も三振に倒れて無得点。

 朝日は6回、先頭の坪内道則が左中間に三塁打、室脇正信も左中間に三塁打を放って1-2、南海はここでレフトを岡本利三から徳島忠彦に交代、鬼頭政一は三振に倒れて一死三塁、伊勢川真澄が同点スクイズを決めて2-2と追い付く。

 南海は7回、先頭の中野正雄が四球で出塁、柳鶴震が中前打を放って無死一二塁、朝日ベンチはここで四番手の林安夫を投入、徳島の一前送りバントが野選を誘って無死満塁、神田の遊ゴロで二走柳が三封される間に三走中野が還って3-2と勝ち越す。これが決勝点となって神田には勝利打点が記録された。


 神田武夫は5安打1四球2三振の完投で16勝目をあげる。神田の勝利投手は6月29日以来のこととなる。



 

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