2015年5月20日水曜日

17年 阪急vs大洋 7回戦


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 2 0 0 0 0 0 0 3 阪急 27勝25敗2分 0.519 笠松実
0 0 0 0 0 0 4 0 X 4 大洋 30勝20敗4分 0.600 野口二郎 重松通雄

勝利投手 重松通雄 1勝2敗
敗戦投手 笠松実     8勝9敗

本塁打 (大)佐藤 3号

勝利打点 佐藤武夫 2


つり銭なし

 阪急は初回、一死後上田藤夫が左前打、黒田健吾の二ゴロをセカンド山川喜作が二塁に送球するがベースカバーに入ったショート濃人渉が落球、この日四番に入った森田定雄が四球を選んで二死満塁、小田野柏の左前タイムリーで1点を先制する。

 阪急は3回、先頭の上田がファウルで6球粘った末四球を選んで出塁、黒田もカウントツースリーから3球ファウルで粘るが三振、この時上田が二盗に成功、森田はあっさり三球三振、小田野の遊ゴロをショート濃人が一塁に低投する間に上田が還って2-0、中島喬が四球を選んで二死一二塁、池田久之が中前にタイムリーを放って3-0とリードを広げる。

 大洋先発の野口二郎は4回まで5安打を許し、自責点はゼロであるが3失点。大洋ベンチは5回から野口二郎をライトに回して重松通雄をマウンドに送り込む。

 その重松は代わってから無安打ピッチングを続けて味方の反撃を待つ。

 大洋は7回、この日2エラーの濃人が四球を選んで出塁、野口二郎は左飛に倒れるが、野口明が中前打を放って一死一二塁、重松の当りはショートへの内野安打となって一死満塁、山川が三振に倒れて二死満塁、ここで佐藤武夫がレフトスタンドに第3号逆転満塁ホームラン、4-3と大逆転に成功する。


 重松通雄は最終回に2個の四球を出すが無失点で切り抜け、復帰後初勝利をあげる。



 佐藤武夫は7回裏、0対3の劣勢から見事レフトスタンドに逆転満塁ホームランを放つ。つり銭なしで4対3と逆転したのである。







 

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