2015年3月28日土曜日

17年 名古屋vs巨人 6回戦


7月1日 (水) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 0 0 0 3 4 名古屋 11勝32敗1分 0.256 西沢道夫 河村章
2 0 0 0 2 0 3 1 X 8 巨人    30勝13敗1分 0.698 川畑博 広瀬習一

勝利投手 広瀬習一 13勝5敗
敗戦投手 西沢道夫   1勝4敗

二塁打 (名)古川 (巨)中島、呉
本塁打 (巨)中島 3号

勝利打点 中島治康 7

猛打賞 (巨)中島治康 5


中島治康4打数4安打

 夏季シーズン開幕から8連敗中の名古屋が相手とあって巨人は川畑博がプロ入り初先発。名古屋は西沢道夫で応戦する。

 名古屋は初回、一死後木村進一がセンター左にヒット、吉田猪佐喜も中前打、古川清蔵の三ゴロで吉田は二封、古川が二盗を決め、飯塚誠が四球を選んで二死満塁、岩本章は遊飛に倒れて無得点であったが川畑は不安定な立ち上がりであった。

 巨人は1回裏、先頭の呉波が中前打で出塁、パスボールで二進、一気に三塁に向かうがキャッチャー古川からの送球にタッチアウト、水原茂は二飛に倒れるが川上哲治が四球を選んで二死一塁、中島治康が右中間に二塁打を放って川上が生還し1点を先制、楠安夫も右前にタイムリーを放ってこの回2点を先制する。

 名古屋は2回、一死後西沢が四球で出塁してパスボールで二進、芳賀直一も四球、トップに返り桝嘉一も四球を選んで一死満塁、巨人ベンチは堪らんとばかりに川畑から広瀬習一にスイッチ、木村の投ゴロの間に三走西沢が還って1-2とする。

 巨人は2回から4回まで毎回安打を放って走者をスコアリングポジションに進めるが無得点。5回、一死後中島が左前打、楠は中前打、白石敏男が四球を選んで一死満塁、伊藤健太郎の遊ゴロをショート木村がエラーする間に三走中島に続いて二走楠も還って4-1とリードを広げる。

 巨人は6回も呉が中前打を放つが無得点。7回、中島、楠が連続四球、白石の初球がボールとなったところで西沢は降板、二番手として河村章がマウンドに上がる。白石も四球を選んで無死満塁、林清一が右前にタイムリーを放って5-1としてなお無死満塁、坂本茂の遊ゴロの間に三走楠が還って6-1として一死二三塁、広瀬の遊ゴロの間に三走白石も還って7-1として試合を決める。

 巨人は8回、中島がライトスタンドにホームランを叩き込んで8-1とする。

 名古屋は9回、先頭の石丸藤吉が中前打、河村が四球を選んで無死一二塁、芳賀の遊ゴロの間に二者進塁、トップに返り桝嘉一が四球を選んで一死満塁、木村が中前に2点タイムリーを放って3-8、吉田も右前にタイムリーを放って4-8、しかし古川は一邪飛、飯塚は中飛に倒れて試合終了。

 広瀬習一は最終回乱れたが7回3分の2を7安打3四球3三振3失点に抑えて13勝目をあげる。


 中島治康が4打数4安打4得点2打点、二塁打1本、本塁打1本と猛打を炸裂させた。このところ鳴りを潜めていたが久々に爆発。本塁打は3号として古川清蔵、川上哲治と並んで本塁打王、今季7個目の勝利打点も記録して6個で並んでいた室井豊、岡村俊昭を抑えて単独勝利打点王に立った。更に今季5回目の猛打賞を獲得して4回で並んでいた伊藤健太郎、岩本義行を凌いで単独猛打賞王にもなっている。





 

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