2014年12月15日月曜日

17年 大洋vs南海 4回戦


5月11日 (月) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 大洋 15勝10敗1分 0.600 野口二郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海 16勝10敗 0.615 石田光彦

勝利投手 野口二郎 8勝4敗
敗戦投手 石田光彦 2勝3敗

二塁打 (南)石田

勝利打点 織辺由三 3


「百万ドル内野」復活!

 3回まで大洋先発野口二郎、南海先発石田光彦の投げ合いが続いて両軍無得点。

 大洋は4回、先頭の浅岡三郎がショートに内野安打、野口二郎が中前打で続いて無死一二塁、野口明は左飛、村松長太郎は投邪飛に倒れtれ二死一二塁、ここで織辺由三がレフト線にタイムリーを放って1点を先制、佐藤武夫も左前にタイムリーを放ち2-0とする。

 南海は4回、先頭の北原昇が四球を選んで出塁するが岩本義行の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。5回も先頭の岡村俊昭が右前打で出塁するが中野正雄の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー、2つの併殺で自らチャンスの芽を断った。

 南海は6回、先頭の柳鶴震が中前打から二盗を決めて無死二塁、しかし国久松一は中飛、猪子利男の三ゴロの間に柳が三進するが北原は投ゴロに倒れて無得点。

 南海は8回、一死後石田が右中間に二塁打を放つが柳は三振、トップに返り国久も一邪飛に倒れてこの回も無得点。

 南海は9回、一死後北原が四球で出塁するが岩本の三ゴロは三度「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 野口二郎は3安打3四球1死球4三振で今季2度目の完封、8勝目をあげる。


 南海は3つの併殺で反撃機を失った。3つともサード中村信一、セカンド苅田久徳、ファースト野口明と渡ったもので、かつての「百万ドル内野」を彷彿させる。言うまでもありませんが、昭和11年セネタースの「百万ドル内野」とはセカンド苅田久徳、サード高橋輝彦、ショート中村信一、ファースト綿貫惣司(又は家村相太郎、又は大貫賢、又は野口明、又は中村民雄)によるものです。








*野口二郎は南海打線を3安打に抑えて8勝目をあげる。












*サード中村信一、セカンド苅田久徳、ファースト野口明のトリオで3つの併殺を記録した。














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