2014年7月14日月曜日

16年 巨人vs名古屋 12回戦


11月3日 (月) 甲子園

1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 1 0 0 0  1 巨人    57勝21敗2分 0.731 広瀬習一
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 名古屋 35勝44敗 0.443 河村章

勝利投手 広瀬習一 6勝3敗
敗戦投手 河村章  13勝9敗

二塁打 (巨)中島

勝利打点 平山菊二 5


広瀬習一、雪辱の完封

 巨人の先発は昨日の阪急戦で2回3分の1でKOされた広瀬習一が雪辱のマウンドに上がる。

 巨人は6回、一死後中島治康が左前打で出塁、吉原正喜も左前打で続いて一死一二塁、平山菊二が中前にタイムリーを放って1-0、なお一死一三塁から林清一の右飛で三走吉原がタッチアップからホームを突くがライト吉田猪佐喜からのバックホームにタッチアウト、結局1点止まりであった。


 本日の広瀬にはこの1点で十分だった。2回、3回、5回と先頭打者にヒットを許し、全て送りバントで送られてスコアリングポジションに走者を背負ったが次の打者を全て凡飛に打ち取る圧巻の出来であった。下手からの速球が伸びていたことをスコアカードが物語っている。経過は以下のとおり。

 名古屋は2回、先頭の吉田が中前打、三浦敏一が投前に送りバントを決めて一死二塁、しかし岩本章は左邪飛、芳賀直一は投ゴロに倒れる。

 名古屋は3回、先頭の石丸進一が左前打、河村章が捕前に送りバントを決めて一死二塁、しかしトップに返り石丸藤吉は二飛、桝嘉一は遊ゴロに倒れる。

 名古屋は5回、先頭の岩本が左前打、芳賀が投前に送りバントを決めて一死二塁、しかし石丸進一は捕邪飛、河村の当りは遊撃内野安打となって岩本は動けず二死一二塁、トップに返り石丸藤吉は二ゴロに倒れる。


 名古屋の送りバント戦法は先頭打者のヒットが下位打線であったことから致し方のない点はあったかもしれないが、巨人の積極打法に比べると消極的に過ぎたと言えるでしょう。左の代打として松尾幸造を使うべきだったのではないか。

 広瀬習一は4安打無四球無三振で今季4回目の完封、6勝目をあげる。夏季シリーズ終盤に大津青嵐から巨人入りした広瀬は、1年目の今季は波が大きくいい時と悪い時がはっきりしているが、いい時はほとんど打たれていない。来季の飛躍が期待できる。


 名古屋は11月に入って3試合連続完封負け。10月最後の試合、28日の南海戦は1点取ったが2対1で敗れ、その前日27日の阪急戦では森弘太郎にノーヒットノーランをやられている。この日で5連敗、38イニングス連続無得点を継続中である。







*広瀬習一は4安打完封で6勝目をあげて昨日の雪辱を果たした。
















 

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