2014年6月9日月曜日

16年 大洋vs朝日 10回戦


10月10日 (金) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
0 0 1 0 0 0 2 1 0  0   0   2  6 大洋 39勝28敗2分 0.582 浅岡三郎 古谷倉之助 野口二郎
0 0 0 0 2 0 0 2 0  0   0   0  4 朝日 22勝46敗1分 0.324 山本秀雄 野村高義

勝利投手 野口二郎 21勝9敗
敗戦投手 野村高義   0勝7敗

二塁打 (大)苅田
三塁打 (朝)戸川信夫

勝利打点 なし


決勝ボーク

 1回、2回と三者凡退の大洋は3回、先頭の浅岡三郎が中前打、佐藤武夫の左前打で無死一二塁、織辺由三の三ゴロで佐藤が二封されて一死一三塁、トップに返り苅田久徳の右犠飛で1点を先制する。

 4回まで毎回走者を出しながら無得点の朝日は5回、先頭の五味芳夫がレフト線にヒット、五味が二盗を決め、坪内道則は右飛に倒れるが戸川信夫が右中間に三塁打を放ち1-1、伊勢川真澄の遊ゴロをショート濃人渉が一塁に悪送球する間に戸川が還って2-1と逆転に成功する。

 大洋は7回、先頭の中村信一が四球で出塁、森田実の左前打で無死一二塁、野口二郎の投前バントは「1-5」と送球されてフォースアウト、濃人が四球を選んで一死満塁、石井豊は遊飛に倒れて二死満塁、浅岡が中前に逆転の2点タイムリーを放って3-2とする。

 大洋は8回、先頭の苅田が四球で出塁、中村の三ゴロをサード岩田次男がエラー、森田の遊ゴロで中村が二封されて一死一三塁、野口の右前タイムリーで4-2と突き放す。

 朝日は8回裏、先頭の鬼頭政一が中前打、岩田は四球、広田修三に代わる代打内藤幸三も四球を選んで無死満塁、大洋ベンチはここで先発の浅岡から古谷倉之助にスイッチ、山本秀雄の中犠飛で3-4、更に室脇正信に代わる代打景浦賢一が中前に同点タイムリーを放って4-4と追い付く。

 大洋は10回、一死後苅田が左中間に二塁打、中村が四球を選んで一死一二塁、朝日ベンチはここで先発の山本から野村高義にスイッチ、野村が森田を左飛、野口を二ゴロに打ち取る好火消しを見せてこの回無得点。

 大洋は12回、一死後またも苅田が中前打で出塁、中村が四球を選んで一死一二塁、森田が右前打を放って一死満塁、ここで野村が痛恨のボークを犯して5-4と勝越し、なお一死二三塁から野口の中犠飛で6-4とする。


 9回から三番手としてリリーフのマウンドに上がった野口二郎は4イニングを6奪三振のパーフェクトに抑えて21勝目をあげる。


 決勝点がボークによるものだったので、当然勝利打点は記録されない。








*野口二郎は4イニングをパーフェクトリリーフ。野村高義が犯したボークが決勝点となった。








 

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