2014年5月6日火曜日

16年 朝日vs名古屋 9回戦


9月27日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 2 0 0 2 朝日    21勝40敗 0.344 福士勇
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 名古屋 27勝34敗 0.443 村松幸雄

勝利投手 福士勇   16勝18敗
敗戦投手 村松幸雄 7勝7敗

二塁打 (朝)広田

勝利打点 なし

ファインプレー賞 (朝)室脇正信 2


朝日、3失策に乗じて逆転

 名古屋は初回、先頭の石丸藤吉が中前打で出塁、古川清蔵の三ゴロの間に石丸は二進、大沢清は四球、服部受弘がレフト線にヒットを放ち一死満塁、吉田猪佐喜の右犠飛で1点を先制する。

 朝日は2回、先頭の岩田次男がショートに内野安打、戸川信夫の遊ゴロでランナーが入れ替わり、広田修三の三ゴロが「5-4-3」と渡ってダブルプレー。

 朝日は3回、先頭の福士勇が中前打で出塁、室脇正信の投前送りバントが内野安打となり、更にピッチャー村松幸雄の悪送球が加わって無死二三塁、ところが坪内道則のサードライナーに二走室脇が飛び出し「5-4」と渡ってダブルプレー、五味芳夫が投ゴロに倒れてスリーアウトチェンジ。

 朝日は5回、一死後広田が四球で出塁、福士の中前打で一死一二塁、しかし室脇の三ゴロが「5-4-3」と渡って3度目のダブルプレー。

 朝日は7回、先頭の岩田の三ゴロをサード芳賀直一が一塁に悪送球、戸川の送りバントはピッチャー村松が巧く処理して岩田は二封、広田が中越えに二塁打、センター古川からのショートへの返球が悪送球となる間に一走戸川が還って1-1の同点、打者走者の広田も三塁に進み、福士の遊ゴロをショート石丸藤吉がエラーする間に広田が還って2-1と逆転する。

 福士勇は2回以降5回まで毎回ヒットを打たれるが要所を締めて無失点。6回からはヒットを許さなかった。7回は3四球を出して一死満塁とするが吉田を遊ゴロ併殺に打ち取り、7安打6四球3三振の完投で16勝目をあげる。


 名古屋は9回の守備でも一死一塁から広田の遊ゴロを石丸藤吉、石丸進一の兄弟二遊間コンビが併殺に仕留めるなど4個の併殺を記録したが、7回に3つのエラーを集中させて朝日に逆転を許すこととなった。










*福士勇は7安打完投で16勝目をマーク、神田武夫と並んでハーラー四位タイに躍り出た。












 

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