2014年4月26日土曜日

16年 黒鷲vs朝日 9回戦


9月21日 (日) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8  9  計
0 0 1 0 0 0 0 2  0  3 黒鷲 18勝40敗 0.310 石原繁三
0 2 0 0 0 0 0 0 2X 4 朝日 19勝39敗 0.328 山本秀雄 福士勇

勝利投手 福士勇 14勝18敗
敗戦投手 石原繁三 2勝6敗

二塁打 (黒)寺内 (朝)戸川信夫、内藤

勝利打点 坪内道則 1


同率決戦

 ここまで18勝39敗で同率七位に並ぶ両雄の対決。

 朝日は初回、二死から広田修三、伊勢川真澄、岩田次男が3連続四球、しかし室脇正信は右飛に倒れて無得点。

 朝日は2回、先頭の前田諭治がバントヒット、山本秀雄が送って一死二塁、井筒研一の三ゴロの間に前田は三進、トップに返り坪内道則が四球から二盗を決めて二死二三塁、戸川信夫が右中間に二塁打を放って2点を先制する。

 黒鷲は3回、一死後石原繁三が中前打で出塁、トップに返り山田潔が四球を選んで一死一二塁、宗宮房之助の右前打で二走石原は三塁ベースを蹴ってホームに向かい、タイミングはアウトであったがライト井筒からの返球が悪送球となる間にホームインして1-2とする。

 2回まで4四球を出した黒鷲先発の石原は3回以降立ち直り8回まで1安打無四球無失点のピッチング、味方の反撃を待つ。

 黒鷲は4回から6回まで三者凡退。7回、先頭の富松信彦が二塁への内野安打で出塁、寺内一隆が送って一死二塁、木下政文は投ゴロに倒れ、二走冨松はピッチャー山本が一塁に送球した瞬間三塁にスタートを切るがファースト広田からの送球にタッチアウト、「1-3-5」のダブルプレーが記録される。

 黒鷲8回の攻撃、朝日先発の山本秀雄はここまで1四球であったが突然乱れ、清家忠太郎、石原、山田と3連続四球で無死満塁、朝日ベンチは堪らんとばかりに福士勇をリリーフに送るが、宗宮房之助が投前に同点スクイズを決めて2-2、玉腰忠義も投前に逆転スクイズを決めて3-2、石原の好投に応える。

 朝日は9回裏、一死後室脇に代わる代打鬼頭政一が左前打で出塁、前田に代わる代打内藤幸三が右中間に同点二塁打を放って3-3、福士が四球を選び、井筒の左前打で一死満塁、トップに返り坪内がサヨナラの押出し四球を選んで朝日が逆転サヨナラで単独七位に浮上した。


 ここまで同率で最下位に並ぶ両チームの対戦は逆転サヨナラの好ゲームとなった。チーム力が接近している証左でしょう。





 

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