2014年4月21日月曜日

16年 朝日vs阪急 9回戦


9月20日 (土) 西宮

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 6 0 0 0 0 0 6 朝日 18勝39敗 0.316 福士勇 野村高義
0 1 4 0 2 0 0 1 X 8 阪急 37勝20敗1分 0.649 笠松実 浅野勝三郎 森弘太郎

勝利投手 浅野勝三郎 2勝5敗
敗戦投手 野村高義     0勝5敗
セーブ  森弘太郎  5S

二塁打 (朝)伊勢川、広田 (急)笠松、山田

勝利打点 西村正夫 2


逆転の連続

 阪急は2回、先頭の黒田健吾が左前打で出塁、中島喬は三振に倒れるが黒田が二盗に成功、日比野武は二ゴロに倒れて二死二塁、森田定雄が中前に先制タイムリーを放って1-0とする。

 阪急は3回、先頭の笠松実が左中間に二塁打、トップに返り西村正夫は四球、フランク山田伝が送り、上田藤夫が四球を選んで一死満塁、黒田が押出し四球を選んで2-0、中島が右前にタイムリーを放って3-0、二走上田も三塁ベースを蹴ってホームに向かうがライト鬼頭政一からのバックホームにタッチアウト、二死一二塁から重盗を決めて二死二三塁、日比野武の二遊間へのヒットで二者生還して5-0として試合の主導権を握る、かに見えた。

 ところが朝日は6回、先頭の戸川信夫が四球で出塁、鬼頭は三飛に倒れるが伊勢川真澄が四球、岩田次男の左前打で一死満塁、広田修三が押出し四球を選んで1-5、前田諭治の右前タイムリーで2-5、福士勇に代わる代打内藤幸三が右前に2点タイムリーを放って4-5、一走前田は三塁に進み内藤に代えて代走に五味芳夫を起用して一死一三塁、ここで重盗を敢行、「2-4」から折り返しキャッチャー日比野に返球されると三走前田は三本間に挟まれるがサード黒田からの送球を日比野が落球する間にホームインして5-5の同点、この間に一走五味は三塁に進み、室脇正信が左前にタイムリーを放って6-5と逆転する。阪急はここで先発の笠松実から浅野勝三郎にスイッチ、坪内道則が中前打を放って一死一二塁、しかし戸川の遊ゴロが「6-4-3」と渡ってダブルプレー。

 阪急は5回、黒田、中島が左前に連打、日比野の送りバントが野選を誘って無死満塁、森田の三ゴロで三走黒田は本封、伊東甚吉のスクイズが内野安打となって6-6の同点、浅野は一邪飛に倒れて二死満塁、トップに返り西村が勝越しの押出し四球を選んで7-6と逆転する。

 阪急は8回、先頭の山田が左中間に二塁打、上田が送って一死三塁、黒田の右犠飛で8-6とする。


 阪急は8回途中から森弘太郎を三番手のマウンドに送り森が朝日の反撃を抑えて当ブログルールにより5セーブ目を記録、森は最多勝兼セーブ王を独走している。



 両チーム11安打ずつの打撃戦は逆転に次ぐ逆転の好ゲームとなった。







 

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