2014年4月27日日曜日

三冠への道 2014 その1



 さぁ皆さん、今年も「三冠への道」の季節がやってきました。


 今年のメジャーの話題を独占しそうなのがまたまたキューバからやってきたホセ・アブレイユです。4月25日現在95打数25安打、二塁打6本、三塁打1本、本塁打9本で打点は27、打率こそ2割6分3厘ですが本塁打、打点の二冠王となっています。アルバート・プホルスも通算500号を達成してここまで9本塁打で並んでいますが、話題性から言ってもア・リーグ月間MVP候補No1でしょう。ホワイトソックスはここまで12勝12敗、アブレイユが本塁打を放った6試合は5勝1敗です。今季のホワイトソックスはアブレイユ次第ということになりそうです。24試合で無安打が10試合(4月17日レッドソックス戦の代打出場を含む)、ヒットを打った14試合のうちマルチヒットが9回と極端に波が大きい。中島治康のようなタイプですね(笑)。



 ナショナル・リーグはブルワーズ旋風とロッキーズ旋風が吹き荒れています。ナ・リーグには現在24人の三割バッターがいますがその内5人をミルウォーキー・ブルワーズが占めています。ここまで17勝6敗で勝率はメジャー断トツの7割3分9厘。昭和16年9月21日現在の巨人の成績は43勝15敗2分で勝率7割4分1厘なので、2014年のブルワーズは昭和16年の巨人並みの強さであるということです。


 コロラド・ロッキーズからは核弾頭のチャーリー・ブラックマンが83打数33安打で打率3割9分8厘、四番のトロイ・トゥロウィツキーが71打数27安打で打率3割8分とナ・リーグバットマンレースで一位と二位を独占しています。トゥロウィツキーの打数が71と少ないのはサボっている訳ではなく四球が17個と打たせてもらえないからです。打順を三番に上げるべきでしょうね。ナ・リーグ月間MVP争いはこの二人に絞られてきました。出塁率も長打率も高いトゥロウィツキーが現在のOPS1.20台をキープすれば候補No1でしょう。




 

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