2014年3月3日月曜日

16年 朝日vs黒鷲 7回戦


8月3日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 3 0 1 3 0 7 朝日 15勝33敗 0.313 福士勇
0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 黒鷲 14勝31敗 0.311 石原繁三 畑福俊英

勝利投手 福士勇   11勝17敗
敗戦投手 石原繁三 1勝3敗

二塁打 (朝)福士、伊勢川

勝利打点 岩田次男 1

猛打賞 (朝)坪内道則 3、広田修三 1 


代役・広田修三が猛打賞

 朝日はここまで14勝33敗で勝率2割9分8厘、黒鷲は14勝30敗で勝率3割1分8厘、朝日が勝てば最下位が入れ替わる攻防戦。

 4回まで無安打の朝日は5回、この日灰山元章に代わって五番ファーストに起用された広田修三が左前打で出塁、室脇正信の一塁線送りバントの処理をを名手中河美芳がもたつく間に内野安打となって無死一二塁、岩田次男が左前に先制タイムリーを放って1-0、バックホームの間に一走室脇は三塁、打者走者の岩田も二塁に進んで無死二三塁、福士勇の投ゴロの間に三走室脇が還って2-0、前田諭治が四球を選んで無死一三塁、前田は二盗に失敗するが坪内道則が左前にタイムリーを放って3-0とする。坪内は二盗に失敗、キャッチャー清家忠太郎は1イニング2補殺を記録した。

 5回まで2安打無得点の黒鷲は6回、一死後山田潔がストレートの四球で出塁、玉腰忠義も四球を選び富松信彦の左前打で一死満塁、木下政文は遊飛に倒れるが、中河美芳が中前に2点タイムリーを放って1点差に迫る。

 朝日は7回、又も先頭の広田が左前打で出塁、室脇が送って一死二塁、岩田の遊ゴロの間に広田は三進、福士が右中間に二塁打を放って4-2と突き放す。

 朝日は8回、先頭の坪内が三塁に内野安打、五味芳夫が送って一死二塁、伊勢川真澄がセンター右奥に二塁打を放って5-2、鬼頭政一の左前打で一死一三塁、広田のこの日3本目のヒットが左前タイムリーとなって6-2、鬼頭が三盗を決めて一死一三塁、一走広田がディレードスチールで揺さぶり、キャッチャー清家から「2-3-5」と転送される隙を突いてダブルスチールが完成、鬼頭が本盗を記録し7-2として試合を決める。

 福士勇は黒鷲打線を7安打に抑えて1日の大洋戦に続いて完投勝利を収める。


 7月13日の6回戦は黒鷲が畑福俊英の完封勝利で同率七位に追いつき翌14日に朝日が最下位に転落したが本日の直接対決を制して朝日が七位に浮上、黒鷲は最下位に転落した。



 第二試合に予定されていた大洋vs阪神7回戦は雨のため5回途中で中止となり5日に順延された。








 

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