2014年3月19日水曜日

16年 黒鷲vs名古屋 7回戦


8月10日 (日) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 1 0 2 0 3 黒鷲     15勝33敗 0.313 畑福俊英 金子裕
1 0 3 0 0 0 0 0 X 4 名古屋 23勝28敗 0.451 村松幸雄 河村章 西沢道夫

勝利投手 村松幸雄 6勝4敗
敗戦投手 畑福俊英 3勝7敗
セーブ     西沢道夫 3

二塁打 (名)桝 
三塁打 (黒)山田、清家

勝利打点 なし

猛打賞 (黒)清家忠太郎 2

ファインプレー賞 (黒)菅利雄 1


12安打の黒鷲、3安打の名古屋に敗れる

 黒鷲は初回、先頭の山田潔が左中間に三塁打、ところが谷義夫jは三振、玉腰忠義は遊ゴロ、富松信彦は中飛に倒れて絶好の先制のチャンスを逃す。黒鷲にとってはこれがケチの付き始めであった。

 名古屋は1回裏、先頭の桝嘉一が四球で出塁、芳賀直一は右飛に倒れるが三浦敏一が四球、吉田猪佐喜は三振に倒れるがこの時重盗を決めて二死二三塁、服部受弘の三ゴロをサード木下政文が一塁に悪送球する間に三走桝が還って1点を先制する。

 黒鷲は2回、3回、4回と2安打ずつを放つが無得点。

 名古屋は3回、先頭の三浦が四球で出塁、吉田の遊ゴロが野選を誘って無死一二塁、服部の三ゴロを捕ったサード木下は三塁ベースを踏んで二走三浦は三封、木下は返す刀で一塁に送球するがこれが悪送球となる間に二者進塁して一死二三塁、古川清蔵の投前スクイズをピッチャー畑福俊英がホームにトスするがセーフ、犠打と野選が記録されて2-0としてなお一死一三塁、石丸進一のスクイズが内野安打となって3-0、一走古川も三塁を陥れる好走塁を見せて再び一死一三塁、村松幸雄の投ゴロの間に古川が生還して4-0とする。

 黒鷲は4回から先発の畑福に代えて金子裕をマウンドに送る。

 名古屋も5回まで無失点ながら8安打を許した村松に代わって河村章が二番手のマウンドに上がる。

 5回まで7残塁の黒鷲は6回、一死後金子が中前打で出塁、4回から菅に代わってファーストに入っている中河美芳も中前打を放って無死一二塁、清家の三ゴロをサード芳賀がエラーして一死満塁、宗宮房之助の遊ゴロをショート木村進一がエラーする間に三走金子が還って1点を返す。なお一死満塁で山田は二飛、谷は左飛に倒れて追加点はならず。

 黒鷲は8回、先頭の金子の二ゴロをセカンド石丸進一がエラー、中河の一ゴロで金子は二封、清家が右中間に三塁打を放って2-4、名古屋は河村に代えて三番手として西沢道夫を投入、宗宮の遊ゴロの間に清家が還って3-4、トップに返り山田が四球を選ぶが谷は右飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 黒鷲は9回、一死後富松が四球を選んで出塁、木下の左前打で一死一二塁、しかし金子が右飛、中河が遊ゴロに倒れて西沢にセーブが記録される。


 清家忠太郎は4打数3安打で猛打賞、桝嘉一は5打席1打数1安打4四球を記録した。桝は7月29日の阪神戦でも一試合4四球を記録している。


 名古屋は3安打で12安打の黒鷲に勝った。名古屋は10個の四球を選んだが内野陣が4エラー、黒鷲は3四球で2エラー、残塁は名古屋が12個で黒鷲が13個。名古屋は5回を除いて毎回四球、黒鷲は7回を除いて毎回安打、流石にこの試合は1時間43分を要した。








               *3安打の名古屋は12安打の黒鷲を破った。












               *12安打の黒鷲は3安打の名古屋に敗れた。

















 

0 件のコメント:

コメントを投稿