2013年9月7日土曜日

16年 阪神vs朝日 2回戦


4月12日 (土) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8  9   計
0 0 1 0 0 1 0 0  0   2 阪神 3勝3敗 0.500 三輪八郎 若林忠志
0 0 0 0 1 0 0 1 1X  3 朝日 3勝3敗 0.500 福士勇

勝利投手 福士勇     1勝1敗
敗戦投手 若林忠志 2勝2敗

二塁打 (神)堀尾 (朝)福士
三塁打 (神)三輪

勝利打点 なし

猛打賞 (朝)坪内道則 1


坪内道則猛打賞

 阪神は3回、一死後三輪八郎が左中間に三塁打、平桝敏男は三ゴロに倒れるが、トップに返り皆川定之が四球を選んで一死一三塁、宮崎剛が左前にタイムリーを放って1点を先制する。

 朝日は5回、先頭の前田諭治が四球で出塁、伊勢川眞澄の記録は投飛と書かれており送りバント失敗の可能性が高い。しかし福士勇が右中間を抜く同点二塁打を放って1-1とする。

 阪神は3回の守備からレフトを松尾五郎から森国五郎に交代、5回の守備からファーストをカイザー田中義雄から松木謙治郎に、サードを比留木虎雄から野口昇に交代する。

 阪神は6回、二死後松木が右翼線にヒット、ジミー堀尾文人の左中間二塁打で松木が還って2-1とリードする。

 1点リードの阪神は8回から先発の三輪に代えて若林忠志を投入して逃げ込みを諮る。

 朝日は8回、一死後灰山元章が左前打で出塁、室脇正信が中前打で続いて一死一二塁、五味芳夫も中前打を放って一死満塁、続く前田の記録は投飛となっていますがこれはスクイズ失敗でしょう。二死満塁から伊勢川が中前に起死回生の同点タイムリーを放って2-2とする。

 朝日は9回裏、福士の二ゴロをセカンド宮崎が一塁に悪送球、この間に打者走者の福士は二塁に進んで無死二塁、代走に野村高義を起用、トップに返り坪内道則が左前打、これをレフト森が弾く間に二走野村は三塁ベースを蹴ってホームイン、朝日がサヨナラ勝ちをおさめる。野村の得点はレフト森のエラーによるもので坪内には打点は記録されておらず、したがって勝利打点も記録されないが、猛打賞となった3本目のヒットは“真の殊勲打”と言えるものでした。

 福士勇は4安打2四球5三振の完投で今季初勝利をあげる。打っても5回は同点に追い付く二塁打、9回は二死地で二塁に進みサヨナラ勝ちを呼び込んだ。阪神は若林投入が裏目に出た。







                 *福士勇は4安打完投で今季初勝利をあげる。












     *坪内道則が猛打賞を記録してサヨナラ勝ちした朝日打線。









 

0 件のコメント:

コメントを投稿