2013年9月17日火曜日

16年 黒鷲vs大洋 3回戦


4月15日 (火) 後楽園

1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 黒鷲 2勝6敗 0.250 長谷川重一 中河美芳 金子裕
0 4 0 1 0 0 3 0 X 8 大洋 6勝2敗 0.750 長尾貞利 野口二郎

勝利投手 野口二郎     2勝1敗
敗戦投手 長谷川重一 0勝3敗

二塁打 (黒)中河 (大)高橋
三塁打 (大)森田
本塁打 (大)石井 2号

勝利打点 石井豊 1

猛打賞 (黒)中河美芳 1

ファインプレー賞 (大)高橋輝彦 1 (黒)木下政文 2


石井豊、5打数2安打4打点

 黒鷲は初回、先頭の玉腰忠義が四球で出塁、富松信彦の遊ゴロをショート濃人渉が二塁に悪送球して無死一三塁、富松が二盗を決めるが、小島利男は二飛、サム高橋吉雄は浅い右邪飛に倒れて二死二三塁、中河美芳がセンター右にタイムリーを放って二者を迎え入れて2点を先制する。

 大洋は2回、一死後黒澤俊夫がストレートの四球で出塁、高橋輝彦が左空間に二塁打、森田実はストレートの四球で無死満塁、柴田多摩男に代わる代打古谷倉之助がワンスリーから押出し四球を選んで1-2、古谷に代えて代走に村松長太郎を起用、長尾貞利に代わる代打浅岡三郎も押出し四球を選んで2-2の同点、黒鷲ベンチはここで先発の長谷川をあきらめてファーストの中河をマウンドに送る。苅田久徳は一飛に倒れて二死満塁、石井豊が左前に2点タイムリーを放って4-2と逆転する。

 大洋は先発の長尾に代打浅岡を送ったので当然ピッチャー交代となる。逆転していなかったら浅岡がそのままマウンドに上がったであろうが、逆転したのでライトから野口二郎をマウンドに呼び寄せ、代打の浅岡に代えて織辺由三をライトに入れ、キャッチャー柴田に代打を起用したので二番手マスクは佐藤武夫という布陣を敷く。

 大洋は4回、先頭の森田が左中間に三塁打、佐藤の中犠飛で5-2と突き放す。

 大洋は7回、先頭の苅田が中前打、石井がレフトスタンドにホームランダービー単独トップに立つ第2号を叩き込んで7-2、濃人渉が四球、一死後黒澤が右前打、二死後森田が左前にタイムリーを放って8-2として試合を決める。

 3回から登板した野口二郎は7イニングを投げて3安打無四球3三振無失点の完璧なピッチングで2勝目をあげる。石井豊が5打数2安打4打点1本塁打の活躍を見せた。

 大洋2回の攻撃では代打に浅岡三郎と古谷倉之助、代走に村松長太郎を起用して3人とも引っ込めるという豪華な選手交代が見られた。翼と金鯱が合併して選手層が厚くなったことを如実に表す起用方法であった。

 黒鷲では中河美芳が4打数3安打2打点二塁打1本と、一人気を吐いた。中河はファーストで先発して2回途中からマウンドに上がり、8回の守備から再びファーストに戻った。初回第一打席のセンター右への2点タイムリーはファースト中河として、6回第三打席の左翼線二塁打はピッチャー中河として、9回第四打席の三塁への内野安打は再度ファースト中河として放ったもので猛打賞を獲得した。








               *野口二郎は7イニングを完璧に封じて2勝目をあげる。












     *豪華な選手起用を見せた大洋打線。











     *中河美芳が猛打賞を獲得した黒鷲打線。










 

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