2012年4月22日日曜日

14年 金鯱vsイーグルス 11回戦


10月15日 (日) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 0 0 0 0 0 0 0 0  0 金鯱           31勝49敗3分 0.388 大宮清 鈴木鶴雄 古谷倉之助
0 0 1 1 0 0 0 1 X  3 イーグルス 23勝58敗1分 0.284 亀田忠


勝利投手 亀田忠 13勝23敗
敗戦投手 大宮清   2勝8敗


二塁打 (金)濃人 (イ)岩垣、寺内



亀田忠、好守に守られて今季3度目の完封
 
 イーグルスは3回、先頭の山田潔が右前打で出塁、トップに返り岩垣二郎の投ゴロでランナーが入れ替わり、太田健一が四球を選んで一死一二塁、寺内一隆の二ゴロで太田が二封されて二死一三塁、亀田忠は四球で二死満塁、菅利雄が押出し四球を選んで1点を先制する。翌日の読売新聞によると一死一三塁からの亀田の四球は敬遠であったとのこと。亀田は1回の二死三塁でも敬遠されており、この時は菅は三ゴロに倒れれている。


 金鯱は4回から先発の大宮清に代わって鈴木鶴雄が二番手としてマウンドに上る。


 イーグルスは4回、先頭の杉田屋守が中前打で出塁すると二盗に成功、一死後山田が右前にタイムリーを放って2-0とする。


 イーグルスは5回、先頭の太田が四球を選んで出塁、寺内が右中間に二塁打を放って無死二三塁、金鯱ベンチはここで鈴木から三番手として古谷倉之助にスイッチ、古谷は亀田を歩かせず果敢に勝負、亀田の当りは遊ゴロ、二走寺内がインターフェアをとられ、更に三走太田が三本間に挟まれて「6-2-5」でタッチアウト、「×6-2-5」の変則ダブルプレーが記録された。守備妨害の場合原則としてボールデッドとなりますが、寺内をかすめた打球を処理したショート濃人渉が太田がホームに突っ込んだのを見てキャッチャー松元三彦に送球してそのままプレーが続行したということでしょうか?


 イーグルスは8回、6回から菅に代わってファーストに入っている中河美芳が四球を選んで出塁、一死後杉田屋の二ゴロをセカンド五味芳夫がエラー、伏見五郎の中前打で一死満塁、山田の投ゴロで中河は本封、トップに返り岩垣が押出し四球を選んで3-0とする。


 イーグルス先発の亀田忠は立ち上がりいきなり先頭の濃人渉に左中間を抜かれ、五味に四球を与えて無死一二塁のピンチを招くが、続く野村高義を投ゴロ併殺に打ち取り波に乗った。いつもは投手の足を引っ張るイーグルス内野陣はこの日は珍しく無失策、3つの併殺を記録して亀田を助けた。亀田忠は3安打3四球4三振、5月25日以来となる今季3度目の完封で13勝目をあげる。



               *亀田忠は約5カ月ぶりの完封で13勝目をあげる。

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