2012年3月4日日曜日

14年 名古屋vs南海 9回戦


9月17日 (日) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 名古屋 27勝42敗3分 0.391 繁里栄
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 南海   29勝39敗4分 0.426 政野岩夫


勝利投手 繁里栄     11勝14敗
敗戦投手 政野岩夫 13勝13敗


二塁打 (名)村瀬、加藤 (南)小林

加藤正二、逆転決勝二塁打


 名古屋は初回、二死後大沢清と加藤正二が連続四球、更に捕逸で二死二三塁とするが三浦敏一は左邪飛に倒れる。

 南海は1回裏、先頭の平井猪三郎が四球を選んで出塁、小林悟楼の右翼線二塁打で無死二三塁、鶴岡一人の中前打で平井が還り二走小林も三塁ベースを蹴ってホームに向かうがセンター石田政良からのバックホームにタッチアウト、この回は1点止まり。

 南海は2回、先頭の中村金次が四球を選んで出塁、しかし中田道信は送らず二飛に倒れ、七番センターに起用された平野正太郎の二ゴロは「4-6-3」の併殺網に掛かってスリーアウトチェンジ。序盤のちぐはぐな攻撃が南海の敗因となった。

 名古屋は3回、先頭の村瀬一三が左中間に二塁打、トップに返り桝嘉一は三ゴロ、石田の二ゴロで村瀬は三進、大沢は敬遠から二盗を決めて二死二三塁、ここで加藤がセンター右奥に逆転二塁打を放って2-1とリードする。

 南海先発の政野岩夫は4回以降名古屋打線を2安打無得点に抑える。7回には繁里栄に死球を与え、桝の左翼線ヒットと大沢の四球で二死満塁のピンチに加藤を迎えたがここは三振に打ち取っている。

 名古屋先発の繁里栄は3回以降も南海打線を4安打無得点に抑え、結局6安打3四球3三振の完投で11勝目をあげる。政野も4安打5四球2死球5三振で9回を投げ切っている。


 名古屋の四番・加藤正二は15日のセネタース戦に続いてチームの全打点を叩き出し、正に四番の貫録を見せつけた。





            *3回に加藤正二が逆転決勝二塁打を放った場面。







               *繁里栄は6安打完投で11勝目をあげる。







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