2012年2月4日土曜日

14年 セネタースvsライオン 8回戦


8月27日 (日) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 1 0 0 0 0 2 0 0 3 セネタース 34勝26敗4分 0.567 野口二郎
0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 ライオン   21勝38敗5分 0.356 菊矢吉男


勝利投手 野口二郎 22勝13敗
敗戦投手 菊矢吉男 12勝15敗

二塁打 (セ)苅田2、尾茂田2、佐藤 (ラ)鬼頭


野口二郎、完投で22勝目

 セネタースは2回、先頭の浅岡三郎が中前打で出塁、佐藤武夫が四球を選んで無死一二塁、キャッチャー岡本利之からの二塁牽制球をセカンド西端利郎が後逸する間に二走浅岡が三塁ベースを蹴ってホームに還り1点を先制する。

 セネタースは7回、二死後苅田久徳が右中間に二塁打、横沢七郎四球で二死一二塁、尾茂田叶が左中間に2点タイムリー二塁打を放って3-0と突き放す。

  ライオンは9回、先頭の水谷則一が左前打を流し打って出塁、鬼頭数雄の二ゴロの間に水谷は二進、パスボールで三進して岡本四球で一死一三塁、玉腰年男の一ゴロで三走水谷はホームを狙うがファースト浅野勝三郎からのバックホームに水谷は三本間に挟まれてタッチアウト、二死一二塁となって山本尚敏が左前にタイムリーを放って1-3とするが最後は伊藤吉男が三振ナットアウト、白球(一試合6球の使用制限があるので9回であれば相当薄汚れていたでしょうが)を拾ったキャッチャー佐藤が一塁に送球してゲームセットを告げるサイレンが高々と鳴り響く。

  金子裕の応召によって野口二郎の負担は益々重くなってきた。必然的に省エネ投球となっている。翌日の読売新聞によると「野口がこの日3ボールを与えた打者は2回の岡本、7回の水谷、9回の伊藤の僅か三打者に過ぎず・・・」とのこと。但し9回には岡本にこの日唯一の四球を与えているので当然9回の岡本もスリーボールになっています。



               *野口二郎が完投で22勝目をあげる。







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