2012年2月10日金曜日

14年 セネタースvsタイガース 9回戦


9月6日 (水) 甲子園
1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 0 2 0 1 3 1 1 11 セネタース 35勝26敗4分 0.574 野口二郎
0 0 0 0 1 0 0 0 0  1 タイガース  43勝20敗2分 0.683 三輪八郎 釣常雄 亀田敏夫


勝利投手 野口二郎 23勝13敗
敗戦投手 三輪八郎   1勝5敗


二塁打 (セ)横沢、柳
三塁打 (タ)皆川

セネタース、全員安打で圧勝


 タイガースは春季、夏季、秋季とも開幕戦に敗れた。これが今季の優勝を逃した一因でもある。それにしてもセネタースにコテンパンにやられるとは。本日はカイザー田中義雄が久々の先発マスクを被る。

 セネタースは初回、先頭の苅田久徳が中前打で出塁、横沢七郎が右中間にタイムリー二塁打を放って1点を先制、ライトからのバックホームをキャッチャー田中がエラーする間に横沢は三塁に進む。尾茂田叶は遊ゴロ、野口二郎は投ゴロに倒れるが浅岡三郎が四球を選んで二死一三塁、ここで三輪八郎が三塁に牽制悪送球、三走横沢に続き一走浅岡も一気にホームに還り3-0とする。

 セネタースは4回、先頭の浅岡が四球を選んで出塁、柳鶴震が左中間にタイムリー二塁打を放ち一走浅岡も一気にホームを駆け抜け5-0とする。

 タイガースは5回、先頭の皆川定之が右中間に三塁打、二死後伊賀上良平の遊ゴロをショート柳がエラーする間に三走皆川が還って1-5とする。
 セネタースは6回、先頭の浅岡が左前打で出塁、柳が四球を選んで無死一二塁、ここで浅岡がディレードスチールを仕掛けるが、5回から登板している二番手ピッチャー釣常雄が落ち着いて三塁に送球して浅岡はタッチアウト。佐藤武夫四球、家村相太郎三ゴロで佐藤が二封されて二死一三塁、織辺由三が左前にタイムリーを放って6-1とする。

 セネタースは7回、横沢、尾茂田が連続四球、野口二郎の三ゴロは「5C-3」と渡ってダブルプレー、浅岡が四球を選んで一死一二塁、柳が左翼線にタイムリーを放って7-1、浅岡は三塁を陥れ打者走者の柳もバックホームの隙を突いて二塁に達する。佐藤も左前に2点タイムリーを放って9-1、家村は三飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 セネタースは8回、先頭の織辺が四球を選んで出塁、トップに返り苅田が中前打を放って無死一二塁、横沢の遊ゴロで一走苅田は二封されて一死一三塁、尾茂田の遊ゴロ併殺崩れの間に織辺が還って10-1とする。

 セネタースは9回、先頭の浅岡がこの日四個目の四球を選んで出塁、柳は左飛に倒れるが佐藤四球で一死一二塁、家村が左前にタイムリーを放って11-1として圧勝する。

 野口二郎は7安打無四球無三振自責点ゼロの完投で23勝目をあげる。セネタースは9人で戦って全員安打を達成する。





     *野口二郎は自責点ゼロの完投で23勝目をあげる。


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