１４年 イーグルスvs金鯱 ８回戦

8月27日 （日） 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
4 0 0 0 0 0 0 0 1 5 イーグルス １９勝４４敗１分 0.302 亀田忠 望月潤一 中河美芳
0 0 0 3 0 0 0 1 0 4 金鯱 　　　   ２３勝３９敗２分 0.371 中山正嘉

勝利投手 亀田忠 　　 ９勝１７敗
敗戦投手 中山正嘉 １７勝１３敗
セーブ　　 中河美芳　１


二塁打　（イ）亀田　（金）中山
三塁打　（イ）中河

イーグルス2連勝


　昨日26日の南海戦で12得点をあげて10連敗でストップしたイーグルスはエース・亀田忠が先発。一方、金鯱も中山正嘉の先発でエース同士の対決となった。

　イーグルスは初回、先頭の岩垣二郎が四球を選んで出塁、杉田屋守がセンター右にヒットを放ち岩垣は三塁に進んで無死一三塁、寺内一隆は三振に倒れるが中河美芳が左前にタイムリーを放って1点を先制する。高須清が右前打で続いて一死満塁、亀田の二ゴロをセカンド五味芳夫がエラーする間に三走杉田屋に続いて二走中河もホームに還り3-0、木下政文のピッチャー強襲ヒットで高須が還って4-0とする。

　3回まで3安打2四球と5人の走者を出しながら無得点に抑えられてきた金鯱は4回、先頭の小林利蔵が左翼線にヒット、小林茂太の遊ゴロでランナーが入れ替わり、中山が中前打を放って一死一二塁、ワイルドピッチ後瀬井清が四球を選び一死満塁、長島進の三ゴロの間に小林茂太が還って1-4としてなお二死二三塁、佐々木常助が右前に2点タイムリーを放って3-4と1点差に迫る。

　中山正嘉は2回以降立ち直り4回まで無安打ピッチング。5回二死から中河に右中間三塁打を許すが高須を遊ゴロに打ち取り、6回は先頭の亀田に右中間二塁打を打たれるが2三振を奪って後続を断つ。

　イーグルスは6回から亀田に代えて望月潤一をリリーフに送る。

　金鯱は8回、瀬井に代わる代打大宮清が四球を選んで出塁、代走に起用された岡野八郎が二盗を決めて無死二塁、5回から二番手キャッチャーとしてマスクを被っている中村輝夫が三塁に内野安打して無死一三塁、イーグルスここでファーストの中河をマウンドに送り望月をファーストに回す。佐々木が右犠飛を打ち上げて4-4の同点、トップに返り五味が投前に送りバントを決めて二死二塁、これはセーフティ気味の可能性がある。しかし濃人渉が三邪飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

　イーグルスは9回、先頭の筒井良武が左前打で出塁、菅利雄の投前送りバントは中山が二塁に送球して筒井を刺す。トップに返り岩垣が中前打を放って一死一二塁、杉田屋は中飛に倒れて二死一二塁、ここで中山の二塁牽制が悪送球となって二走菅が三塁に進み二死一三塁、寺内が右前に決勝タイムリーを放って5-4とする。

　中河美芳は最終回、野村高義を二ゴロ、小林利蔵を三ゴロ、小林茂太を投ゴロに打ち取りイーグルスは10連敗後2連勝を飾る。

　試合経過のとおり現行ルールでは中河美芳に勝利投手が記録されるが公式記録では亀田忠に勝利投手が記録されている。中河には当ブログルールによりセーブが記録される。






＊現行ルールでは中河美芳に勝利投手が記録されるが公式記録では亀田忠に記録されて亀田は9勝目をあげる。