2011年9月10日土曜日

14年 阪急vs金鯱 3回戦

5月5日 (金) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 阪急 14勝5敗 0.737 荒木政公
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 金鯱 6勝13敗 0.316 中山正嘉


勝利投手 荒木政公 3勝0敗
敗戦投手 中山正嘉 5勝5敗


荒木政公、2試合連続無四球完封


 阪急は初回、先頭の西村正夫が中前打で出塁、フランク山田伝の投ゴロでランナーが入れ替わり、上田藤夫は右飛に倒れて無死一塁、続く山下好一の当りは翌日の読売新聞によると「二塁ベース右寄りに高くバウンドするゴロを遊撃瀬井が飛び出してグローブに当て遠く右翼方面に弾きだした」ため、一走山田は快足を飛ばしてホームに還り1点を先制、山下好一には打点1が記録された。

 このスミ一を荒木政公が守りきって阪急が1対0で勝って五連勝を飾る。金鯱先発の中山正嘉も好投を見せて4回以降阪急打線を無安打に抑えたが5安打1四球3三振ながら初回の不運な1失点が致命傷となって5敗目を喫する。


 荒木政公は5安打無四球1三振で今季3度目の完封勝利、2試合連続の無四球完封となった。阪急の豊富な投手陣を背景に荒木は余裕のローテーションで本日が今季5度目の登板、完封した相手はイーグルスが2回と本日の金鯱なので額面通りに受け取る訳にはいかないが、今季ここまで34回を投げて21安打11四球6三振2失点2自責点、防御率0.53、WHIP 0.79、奪三振率2.91。3勝0敗で3勝はいずれも完封勝利である。シーズンオフには阪急がジャイアンツ、タイガースとの争奪戦に札束攻勢で勝って獲得した逸材だけのことはある。但し今季限りで兵役にとられ再びマウンドに立つことなく戦死することとなる。





     *荒木政公は2試合連続の無四球完封。





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