2011年9月29日木曜日

14年 南海vs金鯱 3回戦


5月18日 (木) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 2 3 1 1 0 0 1 9 南海 10勝16敗1分 0.385 政野岩夫 宮口美吉
0 0 0 0 2 1 0 0 0 2 金鯱   6勝20敗       0.231 中山正嘉 常川助三郎


勝利投手 宮口美吉 3勝5敗
敗戦投手 中山正嘉 5勝7敗


二塁打 (南)鶴岡、岡村、伊藤、中村 (金)岡野、長島
三塁打 (南)国久

南海、全員安打で四連勝


 南海は初回、一死後国久松一の投ゴロを中山正嘉がエラー、国久二盗、鶴岡一人、中村金次が連続四球で一死満塁、岡村俊昭が押出し四球を選んで1点を先制する。

 南海は3回、鶴岡が中越えに二塁打、中村右前打で一三塁、岡村の左中間二塁打で二者還り、クリーンナップ三連打で3-0とする。

 南海は4回、二死後国久が左前打から二盗、鶴岡四球、中村右前タイムリーで4-0、岡村四球で二死満塁、伊藤経盛が左中間に二塁打を放って6-0とする。

 金鯱は5回から中山に代わって常川助三郎がマウンドに上がる。

 南海は5回、先頭の平井猪三郎が左前打で出塁するが常川助三郎の牽制球に引っ掛かりワンアウト、しかし小林悟楼四球、国久三塁内野安打、鶴岡の右飛で小林は三進、中村のタイムリーで7-0とする。

 金鯱は5回裏、佐々木常助、岡野八郎、野村高義が3連続四球で無死満塁、南海ベンチはここで政野岩夫に代えて宮口美吉を投入する。一死後常川が押出し死球を受けて1-7、瀬井清の左犠飛で2-7とする。

 南海は6回、中田道信、宮口の連打と小林のタイムリーで8-1。金鯱は6回裏、長島進四球、山本次郎右前打、佐々木一塁への内野安打で満塁とし、野村の遊ゴロの間に2-8とする。

 南海は9回、国久の三塁打と中村の二ゴロで1点を追加、9対2で大勝してこれで四連勝。

 南海は11人が出場して全員安打となる14安打に8四球で14残塁。一方、金鯱は4安打ながら12四球2死球でこちらも14残塁。試合時間は戦前の試合としては珍しく1時間53分を要した。両軍合わせて28残塁で2時間を切っているのですから凄いと言えば凄いですが。





        *両軍合わせて28残塁、1時間53分を要した。




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