2011年9月4日日曜日

14年 金鯱vs阪急 2回戦

4月25日 (火) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 金鯱    6勝12敗 0.333 大宮清
0 1 0 1 0 0 0 0 X 2 阪急 13勝5敗    0.722 石田光彦


勝利投手 石田光彦 3勝0敗
敗戦投手 大宮清     0勝1敗

石田光彦、1安打完封


 阪急は2回、一死後伊東甚吉が左前打で出塁、石井武夫の右前打で一死一三塁、田中幸雄が左前に先制タイムリーを放って1-0とする。

 阪急は4回、二死後伊東が四球で出塁すると二盗に成功、更にキャッチャー野村高義の悪送球の間に三塁ベースを蹴ってホームイン、2-0とする。

 伊東甚吉の2得点を石田光彦が守りきった。石田は金鯱打線を1安打に封じこみ、1安打2四球3三振で二試合連続完封を飾る。


 前回の完封時に石田光彦は「現在で言えば西武の西口のようなピッチャーなのでしょう。」(8月27日アップ)と書いたところ、翌28日に38歳の西口が2,192日ぶりの完封勝利を飾りました。石田が西口と被るのは「キレのいいピッチング」と「変則フォーム」です。石田は投げる前に胸で十字を切ることから「十字架投法」と呼ばれています。西口も若かりし頃は「蛸踊り」と呼ばれていました。石田の「十字架」は観客が喜ぶからやっていたようなのでピッチング的にはリズム以外はあまり影響しないかもしれませんが、西口の「蛸踊り」は西口のピッチングの全てと言ってもよいでしょう。微妙なバランスの集合体であることから、いい時は素晴らしいピッチングをするが乱れる時は乱れる訳ですが、ノーワインドアップからのおとなしいフォームばかりでは見ている方ももうんざりでしょう。先日ダルビッシュがワインドアップをやって話題になりましたが、あれもオールドファンがツイッターで「やってくれ」とつぶやいたことに応えてくれたようです。この試合はダルビッシュが負け投手になったようですが、今、書くまでダルが負けていたことを忘れていました。目先の勝利などよりも重要なことがあることを物語っています。

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