2011年7月29日金曜日

クラゲ

 久しぶりに通算成績が報道されて「え、それだけしか勝ってなかったの?」が第一印象です。日本では72勝しかしていません。にもかかわらずこれだけ騒がれるのは、残した印象が数字の数倍のものであったからです。私の職場では普段はあまり野球の話題が出ることは少ないのですが(私が無理やり持っていく場合を除く)、今日はいたるところで語られていました。今まで野球の話をしたことのなかった人とも話が通じました。「本当に速かった。」という声をあちこちで聞きました。

 職場の後輩に高松商業野球部OBがいます。尽誠学園との練習試合の時は、監督から走っていろとの指示が出ていたようでグラウンドの周りを走っていましたが、高松商業のベンチの屋根の上をドタドタと走っていたそうです。ふてぶてしさは天性のものでしょう。

 キレがあって重い球質といいう珍しいタイプの速球だったと思います。スピードだけなら江川や若いころの鈴木孝政が上だったかもしれませんが、球質は断然重かった。スピードガン表示はクルーンが上でしたが、クルーンの棒球とは全く違うキレがありました。ダルビッシュより上、田中マー君が少し近づいてきましたがまだまだです。

 伊良部クラゲの名付け親、大沢親分のコメントが聞きたかった。

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