2011年6月19日日曜日

13年秋 第10節 週間MVP

 今節(11月5日~11日)は23試合の長丁場。ジャイアンツが5勝1敗でマジックを1とし、タイガースが4勝1敗、セネタースが3勝1敗、ジャイアンツに唯一黒星をつけたライオンが3勝1敗と大健闘、金鯱が2勝3敗、南海が2勝3敗、阪急が2勝4敗、名古屋が1勝3敗、イーグルスが1勝6敗であった。




週間MVP


投手部門


 ライオン 近藤久 1


 5日の阪急5回戦は9奪三振で完投勝ち。六者連続三振をマークした。11日のジャイアンツ4回戦でも8奪三振で完投勝ち。幼少時の怪我で開かない左手にボールを押し込んで投げるスクリュー気味のナチュナルチェンジアップが威力を見せた。


打撃部門


 セネタース 森口次郎 1


 今節13打数7安打、5割3分8厘、5得点1打点2盗塁4四球、本塁打1本。出塁率6割4分7厘。
 5日のジャイアンツ5回戦で4打数4安打、9日の阪急5回戦では四打席連続四球を選んで4得点をマーク、八打席連続出塁を記録する。第5打席は送りバントを決めて10日のタイガース4回戦第一打席で中前打を放ち九打数連続出塁を記録する。


 タイガース 松木謙治郎 1

 今節17打数6安打、3割5分3厘、6得点5打点1盗塁10四球。出塁率は5割9分3厘である。ご存知タイガースの核弾頭。


殊勲賞 


 ライオン 中谷順次 1


 今節15打数6安打、4割、2得点4打点、二塁打2本、本塁打1本。勝負強いバッティングが目立つ。小林茂太に次ぐクラッチヒッター候補。


 南海 高野百介 2


 今節19打数6安打、3割1分6厘、1得点6打点、二塁打2本、本塁打1本。11日の名古屋4回戦では6打数4安打5打点を記録する。


敢闘賞


 南海 中村金次 1


 今節18打数9安打、5割、5得点3打点4四球、二塁打1本、本塁打1本。出塁率5割9分1厘。



 タイガース 皆川定之 1


 今節20打数7安打、3割5分、6得点2打点1盗塁2四球。守備の人のイメージが強いが八番、九番からトップの松木につなぐ。岡田宗芳からショートのポジションを奪い取った。今節は5試合全てにヒットを放つ。



 タイガース 藤村富美男 1


 今節26打数9安打、3割4分6厘、3得点8打点、二塁打3本。後半2試合は10打数0安打0打点で、前半3試合は16打数9安打8打点をマーク。藤村を勢いづかせたら手がつけられない。


技能賞


 ジャイアンツ 三原脩 1

 今節25打数9安打、3割6分、6得点3打点1盗塁2四球。三原は戦争で脚部を負傷してから復帰してきたもの。今季限りで現役を引退する。



 タイガース 若林忠志 1

 肩の故障から復活。
 5日の南海5回戦に完投で今季初勝利。9日のイーグルス4回戦では5イニングを無安打に抑えて2勝目をあげる。


 イーグルス 大貫賢 2

 今節26打数6安打、2割3分1厘と打率は低いが、5得点3打点4四球、本塁打2本が光る。
 宝塚運動協会時代は快速球を誇るエース。セネタースでは主将を務め内紛により横沢三郎監督が退団すると殉じて退団。恐らく宝塚運動協会時代から苦楽を共にしてきた河野安通志の引きであろうと思われるがイーグルスに入団、終盤に来て怪我で欠場の中河美芳の穴を埋めてファーストを守る。今季限りで現役を引退する。

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