2011年5月15日日曜日

13年秋 セネタースvs南海 4回戦

10月28日 (金) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 1 0 0 0 0 0 0 0 2 セネタース 14勝14敗1分 0.500 浅岡三郎
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 南海       7勝20敗2分 0.259 政野岩夫 鈴木芳太郎


勝利投手 浅岡三郎 4勝2敗
敗戦投手 政野岩夫 3勝5敗


二塁打 (セ)尾茂田


浅岡三郎、1安打完封


 セネタースは初回、一死後今岡謙次郎が中前打で出塁、遠藤忠二郎右前打で一死一二塁、尾茂田叶が左翼線に二塁打を放って1点を先制、遠藤も三塁ベースを蹴ってホームを突くがレフト高野百介から7-6-2と渡ってタッチアウト。

 セネタースは2回、この回先頭の森口次郎が中前打で出塁して二盗に成功、青木幸造、磯野政次は連続三振に倒れるがトップに返り苅田久徳が左前にタイムリーを放って2-0とする。

 セネタースは3回、この回先頭の遠藤が中前打で出塁、尾茂田が右前打で続き無死一二塁、南海はここで先発の政野岩夫をあきらめ二番手に鈴木芳太郎を投入する。北浦三男の投ゴロで二走遠藤が三封、浅岡三郎が左前打放って二走尾茂田がホームを突くが又もレフト高野からの返球にタッチアウト、森口も左飛に倒れてスリーアウトチェンジ。

 南海二番手の鈴木は4回から8回まで無安打1死球無失点の好投、9回、浅岡に左前打を許すが青木を5-4-3の併殺に仕留めて無失点で投球を終える。

 浅岡三郎は3回二死から九番海蔵寺弘司に中前打を打たれたのみで5回まで1安打無四球。6回、上田良夫に四球を与え、海蔵寺の投ゴロでランナーが入れ替わり海蔵寺に二盗を許すが二塁牽制で刺してスリーアウトチェンジ。7回、8回も三者凡退に抑える。

 南海は9回、この回先頭の海蔵寺が四球を選んで出塁、トップに返り小林悟楼も四球で無死一二塁、西端利郎がセオリー通り三前に送りバントを決めて一死二三塁とこの日初めてのチャンスを迎える。しかし高野に代わる代打宮口美吉は三ゴロ、四番鈴木は一邪飛に倒れて試合終了を告げるサイレンが高々と鳴り響く。

 浅岡三郎は1安打4四球1三振の完投で今季4勝目を飾る。鈴木芳太郎も7回を2安打1四球3三振無失点の好投を見せる。


 南海はこれで今季7勝20敗2分、勝率2割5分9厘となってゲーム差では半ゲーム上回るものの勝率で金鯱を下回り最下位に転落した。





          *浅岡三郎の1安打完封を伝えるスコアブック






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