2011年5月5日木曜日

13年秋 タイガースvs金鯱 5回戦

10月18日 (火) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 4 0 1 0 1 0 0 9 タイガース 13勝10敗 0.565 御園生崇男
1 0 2 0 0 0 0 0 0 3 金鯱            5勝20敗 0.200 常川助三郎 古谷倉之助


勝利投手 御園生崇男 6勝4敗
敗戦投手 常川助三郎 4勝6敗


二塁打 (タ)御園生、松木、奈良 (金)浅井、古谷
本塁打 (金)瀬井 2号


奈良友夫、5打数4安打2打点


 タイガースは初回、一死後二番ピッチャー御園生崇男が右中間に二塁打、藤村富美男の二ゴロで三進、景浦将四球で二死一三塁、松木謙治郎がツーワンからの4球目を右中間に二塁打、二者還って2点を先制、バックホームの間に松木は三塁に達し伊賀上良平がストレートの四球を選んで再び二死一三塁、奈良友夫の三塁内野安打で松木が還り3-0とする。

 金鯱は1回裏、一死後、前節19打数8安打と打撃好調の岡野八郎が左前打で出塁、瀬井清が3球ファウルで粘って一塁に内野安打を放ち一死一三塁、小林茂太の二ゴロの間に岡野が還って1-3とする。

 タイガースは3回、この回先頭の松木が二塁強襲ヒットから盗塁に成功、伊賀上の左翼線安打で無死一三塁、奈良が左中間に二塁打を放ち4-1、金鯱は先発の常川助三郎から古谷倉之助にスイッチ、皆川定之はツースリーから死球を得て無死満塁、カイザー田中義雄の三ゴロをサード岡野が失する間に伊賀上が還って5-1、トップに返り山口政信の右犠飛で6-1、ライト小林茂からのバックホームが悪送球となる間に二走奈良も生還して7-1とする。

 金鯱は3回裏、この回先頭の岡野がショートへの内野安打、ショート皆川のエラーも加わり無死二塁、ここで瀬井清がレフトスタンドに第2号ツーランホームランを放って3-7とする。
 タイガースは5回、皆川四球、田中左前打から山口が送って一死二三塁、御園生の二ゴロの間に皆川が還り8-3、7回にも敵失と野選で1点を追加して9対3で快勝する。

 御園生崇男は11安打6四球4三振の完投、金鯱の13残塁に助けられて6勝目をあげる。タイガースも12残塁を記録する。

 本堂保次と激しくセカンドの定位置を争う奈良友夫が5打数4安打1得点2打点の活躍を見せる。

 足首の怪我から復帰した金鯱の四番小林茂太は前日は2打席で交代、本日も5打数無安打でまだ全快はしていない。捻挫もこじらせると長引く。不振を続ける金鯱では唯一の頼りとなる小林茂太の復活が無いとますます苦しい。

 このカードはタイガースの3勝2敗で終了した。タイガースの3勝は全て御園生崇男、金鯱では常川助三郎の大健闘が光った。

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