2011年2月26日土曜日

13年春 セネタースvsジャイアンツ 5回戦

7月16日 (土) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 セネタース    12勝21敗1分 0.364 遠藤忠二郎 金子裕
1 0 0 0 1 0 0 0 X 2 ジャイアンツ 24勝10敗       0.706 スタルヒン


勝利投手 スタルヒン 14勝2敗
敗戦投手 遠藤忠二郎 1勝3敗


二塁打 (セ)綿貫 (ジ)スタルヒン


スタルヒン、1安打完封


 ジャイアンツは初回、一死後呉波死球、千葉茂四球、中島治康の遊ゴロで千葉は二封、中島が二盗を決めて二死二三塁、白石敏男の右飛をライト家村相太郎がエラーする間に呉が還って1-0と先制する。

 読売新聞も「巨人軍の苦手とする遠藤」と書いているように「隠れジャイアンツキラー」の遠藤忠二郎は4回までジャイアンツ打線を無得点に抑える。ジャイアンツは5回、この回先頭の呉が三塁に内野安打、千葉四球で無死一二塁、キャッチャー北浦三男の二塁牽制悪送球で無死一三塁、中島の三ゴロをサード横沢七郎がエラーするが三走呉は動けず無死満塁、セネタースはここで遠藤から金子裕にスイッチ、白石は一邪飛に倒れるが水原茂が左犠飛を打ち上げて2-0とする。レフト伊藤次郎からの返球をカットしたサード横沢は一走中島の離塁が大きいと見るやファースト綿貫惣司に送球、中島がタッチアウトとなりチェンジ。

 セネタースは4回一死後、綿貫惣司が右中間に二塁打を放ったのみでスタルヒンは1安打3四球2三振で今季五度目の完封を1安打ピッチングで飾る。スタルヒンは今季14勝2敗、しかしここまで週間MVPの受賞が無い。本日も消化試合に入っての1安打完封である。どうも肝腎な試合での粘りが見られない。この時点では藤本定義監督も澤村に託したような全幅の信頼はしていないようだ。

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