2011年2月25日金曜日

13年春 タイガースvsライオン 5回戦

7月16日 (土) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 2 4 0 0 0 0 0 0 6 タイガース 28勝6敗   0.824 西村幸生
3 0 0 0 1 0 0 0 0 4 ライオン    8勝26敗 0.235 大友一明 菊矢吉男


勝利投手 西村幸生 11勝4敗
敗戦投手 菊矢吉男    7勝18敗


二塁打 (タ)西村 (ラ)桜井
三塁打 (ラ)大友


ライオン自滅


 ライオンは初回、先頭の坪内道則が捕前にセーフティバント、キャッチャーカイザー田中義雄の一塁悪送球で無死一塁、記録は捕失で坪内には内野安打は記録されていない。二番山本尚敏の捕前送りバントを又も田中が二塁に悪送球して無死一二塁、タイミングはセーフだったと判定されて記録は捕失で山本には犠打は記録されていない。水谷則一の三前バントが内野安打となって無死満塁、大友一明が押出し四球を選んで1点を先制する。桜井七之助は二失に倒れるが煤孫伝の右犠飛で2-0、中野隆雄の中前タイムリーで3-0とする。

 タイガースは2回、初回に2エラーの田中が左前打で出塁、伊賀上良平左前打、藤井勇四球で無死満塁、西村幸生の遊ゴロの間に田中が還って1-3、岡田宗芳四球後、松木謙治郎の右犠飛で2-3とする。ライオンは先発大友一明をあきらめて3回から菊矢吉男が登板する。

 タイガースは3回、この回先頭の景浦将が四球で出塁、田中の遊ゴロをショート山本がエラー、伊賀上が送って一死二三塁、藤井の内野安打で3-3の同点。西村の三ゴロをサード中野がエラーする間に田中が還って4-3と逆転、岡田は二飛に倒れるが松木が四球を選んで二死満塁、藤村富美男の遊ゴロを山本がエラーして5-3、山口政信が押出し四球を選んで6-3とする。

 ライオンは5回、二死後大友が右中間に三塁打、桜井の遊ゴロをショート岡田がエラーする間に大友が還って4-6とする。皆川定之にショートのポジションを奪われかけている岡田にはこのところミスが目立つ。

 西村幸生は6回以降を無失点で切り抜け、5安打5四球3三振の完投で11勝目をあげるが、相変わらずランナーを出しながらのピッチングである。西村は昨秋に続いて防御率一位となりながらMVPを逃すこととなり不運だとの説が根強いが、少なくとも今季は昨秋に比べてピッチング内容が見劣り、むしろ今季MVPが取れなかったのは当然ではないか。

 菊矢吉男は4回以降タイガース打線を2安打無得点に抑えるが、3回に3四球と味方の3エラーが重なり1安打で4点を奪われたのが全てであった。

0 件のコメント:

コメントを投稿