2011年2月22日火曜日

13年春 タイガースvsジャイアンツ 4回戦

7月15日 (金) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 0 2 0 0 0 3 タイガース   27勝6敗   0.818 西村幸生 青木正一
0 1 0 2 5 0 0 1 X 9 ジャイアンツ 23勝10敗 0.697 前川八郎 スタルヒン


前川八郎    6勝3敗
西村幸生 10勝4敗


二塁打 (タ)景浦 (ジ)中島
本塁打 (ジ)永澤 1号


永澤富士雄、4打数4安打3打点


 ジャイアンツは2回、この回先頭の中島治康が右翼線に二塁打、白石敏男が左前打で続いて二盗に成功して無死二三塁、永澤富士雄の三前の当りは内野安打となるが走者は動けず一死満塁、吉原正喜の二ゴロゲッツー崩れの間に中島が還って1点を先制する。

 タイガースは3回、この回先頭の岡田宗芳が四球で出塁、トップに返り松木謙治郎が右前打、藤村富美男の投ゴロで岡田は三封、山口政信四球で一死満塁、景浦の投ゴロの間に松木が還って1-1の同点とする。

 ジャイアンツは4回、一死後水原茂が右前打で出塁、永澤が右翼スタンドに叩き込んで3-1とする。続く5回、打順良く一番三原脩からの攻撃、三原中前打、呉波三前バント安打、千葉茂右前打で無死満塁、中島は三邪飛に倒れるが白石の遊ゴロをショート岡田がエラーする間に三原に続いて二走呉も還って5-1、水原右前タイムリー、永澤も右前タイムリーで7-1として西村幸生をKO、代わった青木正一から吉原もセンター右にタイムリーを放って8-1とリードを広げる。

 タイガースは6回、景浦三塁内野安打、伊賀上良平左前打、藤井勇右前打で無死満塁、カイザー田中義雄の三ゴロと青木の一ゴロの間に1点ずつ返して3-8とする。

 ジャイアンツは7回表タイガース二死一二塁で先発の前川八郎からスタルヒンにスイッチして伊賀上良平を二飛に打ち取り、8回には中島のタイムリーで1点追加して9-3で快勝。昨秋はタイガースに七戦全敗であったが今季はこれで対戦成績を2勝2敗とした。タイガースは西村の調子が戻らないと秋季リーグ戦は苦しいか。

 名古屋の石田政良、桝嘉一と激しい首位打者争いを繰り広げる中島治康は本日の5打数3安打で打率を3割4分3厘として二位石田に1分3厘差をつけた。永澤富士雄が4打数4安打3打点の活躍を見せる。永澤は夏の北海道地元凱旋試合で怪我をして川上哲治にレギュラーの座を譲ることとなる。

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