2011年1月26日水曜日

13年春 金鯱vsタイガース 3回戦

6月19日 (日) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
1 0 1 2 0 1 0 2 0  7   金鯱           7勝16敗 0.304 鈴木鶴雄 常川助三郎 塩田猪年男
7 5 2 0 1 2 0 1 X 18 タイガース 17勝3敗   0.850 釣常雄 青木正一


勝利投手 釣常雄     1勝0敗
敗戦投手 鈴木鶴雄 0勝4敗
セーブ   青木正一 1


二塁打 (金)岡田2、佐々木 (タ)藤井2、玉井
三塁打 (タ)本堂
本塁打 (タ)広田


タイガースの若手が爆発


 タイガースは第二試合の阪急戦に備えてレギュラー陣を休ませファースト本堂保次、サード奈良友夫、ショート皆川定之、センター玉井栄、ライト松広金一を起用し、先発ピッチャーは釣常雄。石本秀一監督は負けも覚悟していたか。一方、金鯱も第一試合に続いて前日負傷したキャッチャー松元三彦が欠場して岡田源三郎監督がマスクを被るという苦しい陣容。

 金鯱は初回、先頭の五味芳夫が四球で出塁、一死後瀬井清も四球、小林茂太の遊ゴロで瀬井は二封されて二死一三塁、小林茂がディレードスチールから一二塁間に挟まれる間に五味が還って1点を先制する。

 タイガースは初回、先頭の本堂の遊ゴロをショート岡野八郎がエラー、二番奈良が左前打を放ち本堂は三塁に、打者走者奈良もレフトからの返球の隙に二塁に進む。金鯱先発の鈴木鶴雄のワイルドピッチで本堂が還り1-1の同点、藤井勇の右前タイムリーで2-1、四番藤村富美男の二ゴロをセカンド江口行男がエラーして無死一三塁、藤村の二盗の際にキャッチャー岡田源三郎監督が二塁に悪送球する間に藤井が還って3-1、松広の中犠飛で4-1とする。門前真佐人が左前打、玉井の三ゴロでランナーが入れ替わり、釣の遊ゴロを岡野がこの回二つ目のエラー、皆川の右飛をライト小林茂太が逸らす間に玉井が還り5-1、本堂の二飛も江口がこの回二つ目のエラーする間に二者生還して7-1とする。結局タイガースは3安打6失策1暴投で7点を先制する。

 タイガースは2回、この回先頭の藤井が左中間に二塁打、藤村が左前タイムリーを放って8-1、松広も左前打、門前の三ゴロで藤村は三封、玉井が左前にタイムリーを放ち9-1、釣も中前にタイムリーを放ちこれをセンター佐々木常助が逸らす間に玉井も還り11-1として釣は三塁に進む。皆川四球、皆川がディレードスチールで一二塁間に挟まれる間に釣が還って12-1とする。

 金鯱は3回、3四球とエラーで1点返すがタイガースもその裏、2四球と松広のタイムリー、玉井のタイムリー二塁打で2点を追加して14-2。

 金鯱は4回、この回先頭の岡野が左前打から二盗、岡田源三郎監督が左翼線に二塁打を放って1点、五味の中前タイムリーで岡田監督が還って4-14とする。

 タイガースはその後も広田修三のホームラン等で加点、金鯱も8回、岡田源三郎の二塁打から2点を返すが結局、タイガースが控えを中心として18対7で圧勝して釣常雄がプロ入り初勝利を記録する。

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