2010年12月21日火曜日

13年春 阪急vsライオン 1回戦

5月14日 (土) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
2 0 2 0 3 0 0 2 0 9 阪急    3勝3敗 0.500 浅野勝三郎
0 0 2 0 0 0 0 0 0 2 ライオン 4勝2敗 0.667 菊矢吉男 大友一明


勝利投手 浅野勝三郎 1勝0敗
敗戦投手 菊矢吉男   4勝2敗


二塁打 (ラ)鬼頭、大友


ライオン6失策、四連勝でストップ


 阪急は初回、先頭の西村正夫が四球で出塁、上田藤夫が送って、ジミー堀尾文人の遊ゴロをショート中野隆雄がエラー、山下好一の右前タイムリーで1点を先制。宮武三郎は三振に倒れて二死一二塁、黒田健吾への初球にキャッチャー原一朗からのピッチャーへの返球が悪送球となり二走堀尾は三塁に進み、二球目に山下好一がディレードスチール、原からセカンド大友一明に送球され、山下好一が一二塁間に挟まれる間に三走堀尾が生還して2-0とする。

 阪急は3回、一死後西村が中前打で出塁、上田の遊ゴロでランナーが入れ替わり、堀尾の内野安打、山下好一の右前タイムリー、宮武の中前タイムリーと続き2点を追加して4-0とする。

 ライオンは3回裏、一死後坪内道則が四球で出塁、大友三振後、鬼頭数雄が右中間を抜くタイムリー二塁打を放ち1-2、水谷則一が中前タイムリーで続き2-4と追い上げる。

 阪急は5回、先頭の堀尾が死球から盗塁、山下好一四球、宮武の中前タイムリーで5-2、黒田四球、宇野錦次が押出し四球を選んで6-2、大原敏夫の中犠飛で7-2とリードを広げる。ライオンは6回から先発の菊矢吉男を下げてセカンドの大友をマウンドに送りセカンドには藤浪光雄を入れる。

 阪急は8回、この回先頭の大原の遊ゴロをショート中野がエラー、浅野勝三郎の二ゴロで大原は二進、西村四球後、上田の遊ゴロを中野がエラー、二死後6回の守備からレフトに入っているフランク山田伝が押出し四球を選び8-2、宮武の遊ゴロを中野がこの回3個目のエラー、9-2とする。
 浅野勝三郎は8安打2四球4三振の完投で今季初勝利をあげる。阪急はこのところ山下好一を試合途中に下げて山田伝を入れる試合が続いている。山下好一に何かあったかは不明。

 ライオンは中野隆雄の1イニング3エラーを含む4失策を含む合計6失策。強打で四連勝してきたが、本日はもう片方のらしさを発揮する。打撃好調の大友一明を菊谷のリリーフに使ったが、こういうことをやっているとツキが逃げるのが勝負事の鉄則である。

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