2010年12月2日木曜日

12年 全日本選手権 3回戦

12月4日 (土) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 2 0 2 ジャイアンツ 0勝3敗 スタルヒン 成田友三郎
0 4 0 1 0 0 1 2 X 8 タイガース  3勝0敗 西村幸生


勝利投手 西村幸生   2勝0敗
敗戦投手 スタルヒン  0勝1敗


三塁打 (ジ)呉 (タ)藤村、西村


岡田宗芳、藤村富美男が連日の殊勲


 タイガースは2回、一死後伊賀上良平が右前打、カイザー田中義雄の右前打で一三塁、西村幸生の投ゴロで三走伊賀上はホームを突くがタッチアウト。しかし岡田宗芳が右前にタイムリーを放って1点を先制、松木謙治郎中前タイムリーで2-0、藤村富美男右前タイムリーで3-0、キャッチャー内堀保の三塁牽制悪送球で松木も還り4-0とする。

 秋季リーグ戦終盤にかけて全く勝てなくなったスタルヒンは2回で降板し、成田友三郎が二番手で登場。タイガースは4回、田中死球、西村左翼線ヒット、岡田の遊ゴロは6-4-3のゲッツーとなり二死三塁、松木四球後、藤村がセンター右にタイムリーを放って5-0。7回は先頭の藤村が右中間に三塁打、一死後景浦の遊ゴロの間に藤村が還って6-0とする。

 ジャイアンツは8回、一死後前川八郎四球、中島治康中前打、伊藤健太郎左前タイムリー、白石敏男右前タイムリーで2点を返して2-6とするが、タイガースは8回裏、一死後田中四球、西村左中間三塁打、岡田左前タイムリーで2点を追加して8-2。

 西村幸生は6安打6四球6三振の完投でシリーズ2勝目をあげる。

 タイガースは三番山口政信、四番景浦将、五番藤井勇のクリーンナップトリオが無安打。しかし七番田中が1安打3四死球3得点、八番西村幸生が2安打1打点、九番岡田宗芳が2安打3打点、一番松木謙治郎が2安打1打点、二番藤村富美男が3安打1打点。これではジャイアンツに勝ち目がないのも無理無いか。ジャイアンツは得点源が限られており、これで三連敗と後が無くなった。



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