2010年11月23日火曜日

12年秋 タイガースvs阪急 7回戦

11月28日 (日) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12  13   計
0 0 2 0 0 1 0 0 0  0   0   0    9   12  タイガース  39勝8敗1分   0.830 御園生崇男
0 0 0 0 0 3 0 0 0  0   0   0    0    3    阪急          16勝28敗3分 0.364 重松通雄


勝利投手 御園生崇男 11勝0敗
敗戦投手 重松通雄       1勝2敗


二塁打 (タ)田中
三塁打 (タ)藤村、松木


延長13回に9得点


 タイガースは3回、先頭の御園生崇男が中前打、一死後松木謙治郎右前打で一二塁、藤村富美男中前タイムリー、山口政信も中前タイムリーで2-0と先制する。更に6回、左翼線二塁打のカイザー田中義雄を御園生の右前タイムリーで還して3-0とする。

 阪急は6回裏、先頭の重松通雄が左前打で出塁、トップに返り西村正夫四球、黒田健吾の送りバントが野選を誘い無死満塁、山下実の右前タイムリーで2-3としてなお一三塁、山下好一の遊ゴロの間に黒田が還って3-3の同点に追い付く。

 重松は7回以降毎回走者を許すがタイガースに得点を許さず、御園生は7回以降2安打、特に9回以降は無安打ピッチングで延長13回に突入する。因みにこの試合は本日の第三試合ですので日没までやります。

 タイガースは13回表、この回先頭の御園生が中前打で出塁、岡田宗芳死球、松木の投前送りバントが重松の野選とエラーを誘い御園生が還って4-3としてなお無死二三塁、藤村死球、山口押出し四球を選んで5-3、景浦将の二ゴロで山口が二封される間に松木が還って6-3、景浦二盗後、藤井勇が四球を選んで一死満塁、伊賀上良平の右前タイムリーで7-3、田中の中前2点タイムリーで9-3、御園生の左前打で再度満塁、岡田の遊ゴロで御園生が二封される間に伊賀上が還り10-3、松木が右中間に止めの三塁打を放って、延長13回にして一挙9点をあげて試合を決める。
 御園生崇男は延長13回を8安打2四球2死球6三振の完投で無傷の11連勝、今季最終登板であることは確実で、勝率10割を達成する。タイガースは阪急に7戦全勝。

 タイガース13回の攻撃は、12月1日からスタートする春季優勝ジャイアンツとの日本選手権に向けての強烈なメッセージであると同時に、ジャイアンツは11月26日に全日程を終了させているのに対してタイガースは明日29日にも最終戦が組まれており、ジャイアンツ優先のスケジュールを組む聯盟に対しての無言の抗議でもある。

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