2010年11月6日土曜日

12年秋 ジャイアンツvsライオン 7回戦

11月11日 (木) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 2 0 1 1 2 6 ジャイアンツ  28勝13敗 0.683  成田友三郎 スタルヒン
0 0 1 0 0 0 0 0 1 2 ライオン      13勝26敗 0.333  菊矢吉男


勝利投手 スタルヒン 15勝4敗
敗戦投手 菊矢吉男     8勝10敗


二塁打 (ジ)前川、中島 
三塁打 (ジ)呉 (ラ)中野


スタルヒン15勝


 ライオンは初回、先頭の坪内道則が中前打で出塁、しかし二番大友一明は4-6-3のゲッツー、前途多難を想起させる。ライオンは3回、先頭の中野隆雄が四球で出塁、ジャイアンツ先発成田友三郎の一塁牽制悪送球により中野は三塁に進み、一死後原一朗の中犠飛で1点を先制する。ジャイアンツは4回途中から成田に代えてスタルヒンを投入する。

 ジャイアンツは5回、一死後スタルヒンが右前打で出塁、呉波四球、筒井修の二ゴロで呉は二封、筒井盗塁、水原茂四球で一死満塁、ここで主砲中島治康が右中間に二塁打を放って2-1と逆転に成功する。

 ジャイアンツは7回、一死後水原茂が左前打から盗塁、中島は三振に倒れるが五番前川八郎が右翼線にタイムリーして3-1。続く8回、先頭の白石敏男が遊失に生き、内堀保が送って一死二塁、スタルヒンが中前にタイムリーを放ち4-1。更に9回、この回も先頭の水原茂の遊ゴロを又もショート中野がエラー、キャッチャー原一朗のパスボール後、中島の三ゴロもサード漆原進がエラーして無死一三塁、中島が盗塁を決めた際、キャッチャー原は三塁に送球するがこれが悪送球となって白球がレフトファウルグラウンドを転々とする間に水原に続いて中島も生還して6-1とする。ライオンは最終回、柳澤騰市のヒットと中野の右中間三塁打で1点を返すが焼け石に水。

 4回途中からリーリーフ登板となったスタルヒンは、5回3分の2を投げて5安打1四球3三振に抑えて15勝目をあげる。

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