2010年11月4日木曜日

12年春 金鯱vsジャイアンツ 7回戦

11月10日 (水) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 金鯱      18勝20敗 0.474 古谷倉之助
4 1 0 1 0 0 0 0 X 6 ジャイアンツ 27勝13敗 0.675 澤村栄治


勝利投手 澤村栄治    7勝5敗
敗戦投手 古谷倉之助  5勝4敗


二塁打 (ジ)筒井2
三塁打 (金)島
本塁打 (ジ)中島 5号


筒井修、3安打二塁打2本


 金鯱は黄疸のため療養していた古谷倉之助が10月7日以来の登板。

 ジャイアンツは初回、呉波の一ゴロをファースト安永正四郎が失して、筒井修左前打、水原茂の投ゴロで呉が三封されて一死一二塁、ここで中島治康が左翼スタンドにライナーで叩き込んで3-0、二死後伊藤健太郎四球、白石敏男死球から内堀保が左前にタイムリーを放って4-0とする。2回にも呉が右前打で出塁して盗塁、水原四球、永澤富士雄四球、更に伊藤が押出し四球を選んで5-0とする。

 金鯱は3回、先頭の島秀之助が左中間に三塁打、江口行男四球、黒澤俊夫左飛で一死一三塁、四番小林茂太の投ゴロを澤村はゲッツーを狙って二塁に送球、セカンド筒井からファーストに転送されるがセーフとなり島が生還して1-5。

 ジャイアンツは4回、先頭の筒井が左翼線に二塁打、水原は打撃妨害で一塁に生き中島四球で無死満塁、永澤に二ゴロで筒井は本封、伊藤の遊ゴロは6-4-3と転送されるが一塁セーフで水原が還り6-1とする。

 澤村栄治は5安打3四球1死球3三振の完投で7勝目をあげる。9回、瀬井清に珍しく死球を与えている。1カ月ぶりに復帰の古谷倉之助は5回以降ノーヒットに抑えて完投とまずまずの復調ぶりを見せる。

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