2010年11月14日日曜日

12年秋 阪急vsイーグルス 7回戦

11月15日 (月) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 0 0 0 0 1 2 0 4 阪急     16勝24敗3分 0.400 石田光彦 笠松実
0 0 0 4 0 0 0 0 0 4 イーグルス 26勝16敗2分 0.619 畑福俊英


二塁打 (阪)西村 (イ)杉田屋、中河
本塁打 (本)笠松 1号


笠松実、起死回生の同点ツーラン


 本日からシーズン終了まで一日三試合制となります。第一試合と第二試合は延長無し。本日の第一試合は11時試合開始。

 阪急先発の石田光彦は11月4日以来の登板、先発となると10月2日以来となる。阪急は初回、先頭の西村正夫が右中間に二塁打、黒田健吾が右翼線安打でつなぎ、山下実の右前タイムリーで1点を先制する。

 イーグルスは4回、先頭の中根之が四球から盗塁、一死後サム高橋吉雄四球、小島利男ショートへの内野安打で一死満塁、杉田屋守が左中間に二塁打を放ち2-1と逆転、中河美芳が左翼線に二塁打を続けて4-1とリードする。イーグルス5回の攻撃で先頭の寺内一隆が右前打を放ったところで石田は降板、笠松実がマウンドに上がって後続を抑える。

 畑福俊英は2回に石田にヒットを許した以降6回までノーヒットピッチング。イーグルス十四連勝かと思われたが阪急は7回、大原敏夫に代わる代打山田勝三郎が四球で出塁、笠松が中前打を放ち無死一二塁、西村は中飛、黒田も右飛に倒れるが山下実は四球、山下好一がセカンドに内野安打を放って2-4。更に8回、キヨ野上清光、代打重松通雄が連続三振に倒れるが島本義文が中前打で出塁、ここで好投を続ける笠松実が左翼スタンドに起死回生の同点ツーランを叩き込んで4-4とする。

 8回裏イーグルスは三者凡退、9回も両軍三者凡退で4対4の引分けに終わり、イーグルスの連勝は13でお預けとなる。

 笠松実は5イニングを投げて1安打2四球4三振で無失点に抑える好投、打っては同点ホームランの活躍であった。阪急投手陣が当りまくっているバッキー・ハリスを4打数無安打、サム高橋吉雄も3打数無安打に抑えたことが引分けに持ち込んだ要因である。

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