2010年11月1日月曜日

12年秋 阪急vsイーグルス 6回戦

11月4日 (木) 甲子園


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 1 0 0 1 0 0 1 0   3   阪急           14勝21敗2分  0.400  丸尾千年次 石田光彦 笠松実
0 0 0 7 4 2 1 0 X 14  イーグルス  21勝16敗1分  0.568  畑福俊英


勝利投手 畑福俊英  10勝10敗
敗戦投手 丸尾千年次  3勝5敗


二塁打 (阪)宮武 (イ)高橋
三塁打 (イ)中根、中河
本塁打 (阪)宮武 2号 

イーグルス圧勝で八連勝

 
 阪急は2回、五番宮武三郎がレフトスタンドにホームランを叩き込んで1点を先制する。9月12日に後楽園球場が開場してから後楽園では本塁打が66本出ているが、甲子園のオーバーフェンスは中村信一、景浦将に次いで3本目であり、春季リーグ戦でも中島治康の1本だけである。ベーブ・ルースが来日時「甲子園は広すぎてホームランがでない」と嘆いたほどで、フェンスまでの距離は後楽園と比較して約30メートル遠い。

 3回まで無安打のイーグルスは4回、先頭のバッキー・ハリスが左前打を放つと打線に火が付き、サム高橋吉雄左翼線二塁打、小島利男左前タイムリーで1-1の同点、杉田屋守右前タイムリーで2-1と逆転、一死後辻信夫に代わる代打中河美芳が四球を選んで満塁、二死後寺内一隆押出し四球、止めは中根之が左中間に走者一掃の三塁打を放って丸尾千年次をKO、代わった石田光彦のワイルドピッチでこの回一挙7点をあげる。

 阪急は5回、大原敏夫四球、石田左前打から西村正夫の中前タイムリーで1点を返すが、イーグルスはその裏、高橋が四球から二盗とキャッチャー悪送球で三進、小島の左前タイムリーで8-2、杉田屋左前打、畑福俊英中前打で満塁として石田をKO、三番手に笠松実が登場。中河の一ゴロは3-6-3と渡り畑福は二封されるが一塁はセーフ、この間に小島に続いて杉田屋も還り10-2、漆原進四球、寺内左前打で再度満塁から中根が押出し四球を選んで11-2とする。

 イーグルスは6回、右前打の杉田屋を一塁に置いて中河が右中間に三塁打、漆原も右前タイムリーで続いて13-2、7回にも野村実のタイムリーで14-2とする。阪急は8回、セカンド野村実の二つのエラーで1点を返すがイーグルスが14対3で圧勝。

 畑福俊英は8安打3四球2三振の完投で10勝目、チームはこれで八連勝。

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