2010年9月30日木曜日

12年秋 名古屋vs金鯱 3回戦

10月9日 (土) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
0 1 0 0 0 0 0 1 0  2   名古屋   6勝15敗2分  0.286  森井茂 田中実 繁里栄
1 3 5 0 0 0 3 1 X 13  金鯱    11勝12敗         0.478  鈴木鶴雄


勝利投手 鈴木鶴雄 5勝3敗
敗戦投手 繁里栄   0勝3敗


二塁打 (名)芳賀 (金)相原、江口
本塁打 (金)小林茂 1号
 


金鯱9盗塁


 金鯱は初回、先頭の島秀之助が四球から二盗、一死後矢野槇雄の中前タイムリーが出て1点を先制する。小林利蔵の右前打で一三塁から小林利も二盗を決めるが追加点はならず。名古屋は2回、大沢清が遊失に生き高木茂の投ゴロで大沢二進、白木一二の右前タイムリーで1-1の同点に追い付く。

 金鯱は2回裏、瀬井清四球、相原輝夫中越え二塁打で無死二三塁、鈴木鶴雄の遊ゴロに二走相原が飛び出しショート芳賀直一からセカンド石丸藤吉に送球されるが石丸が落球する間に三走瀬井が還って2-1、名古屋は早くも森井茂から田中実にスイッチ。島が中前にタイムリーを放って3-1、二走鈴木はピッチャー牽制に刺されるが島が二盗を決めて一死二塁、江口行男が右前にタイムリーを放ち4-1とする。

 金鯱は3回、先頭の小林茂太が左翼スタンドにホームラン、一死後相原四球、鈴木左翼線安打、島中前タイムリーと続き6-1としたところで三番手繁里栄が登場、繁里はコントロールが定まらず江口四球、矢野押出し四球、小林利右前タイムリー、黒澤俊夫押出し四球でこの回5点、9-1とする。金鯱は4~6回は無得点ながら4回には島秀之助がこの日三つ目の盗塁、6回には瀬井が二盗、三盗を決めるなど積極的な走塁。

 金鯱は7回、先頭の島がこの日四本目のヒットで出塁、江口の右中間二塁打で無死二三塁、ワイルドピッチで島が生還、矢野が中前タイムリー、小林利右前打、黒澤中前タイムリーでこの回3点、なお無死一三塁とし、名古屋は四番手に西沢道夫を投入、黒澤が二盗、小林茂四球で無死満塁とするがここは西沢が抑える。

 名古屋は8回、石田政良、白木のヒットと小島茂男のタイムリーで1点を返すが、金鯱は8回裏、8回から島に代わりセンターに入っている佐々木常助が四球から二盗、一死後五味芳夫の中前タイムリーで13点目、五味はパスボールで三進、小林利四球で一三塁から小林利がこの日チーム九つ目の盗塁を決める。

 大量得点に守られて鈴木鶴雄は8安打3四球2三振の完投で5勝目をあげる。島秀之助は4打数4安打1四球、4得点2打点3盗塁、今季通算3割4分9厘で首位打者に躍り出る。

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