2010年8月30日月曜日

12年秋 阪急vsイーグルス 1回戦

9月15日 (水) 後楽園


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 7 0 0 7  阪急             4勝5敗1分  0.444  石田光彦 笠松実
2 1 0 0 0 0 0 1 1 5  イーグルス   6勝4敗        0.600  畑福俊英 松本操 望月潤一


勝利投手 石田光彦 2勝2敗
敗戦投手 畑福俊英 4勝2敗
セーブ    笠松実 1


二塁打 (阪)山田 (イ)高橋、畑福
三塁打 (阪)石田 (イ)望月


阪急打線、終盤に爆発


 イーグルスは初回、寺内一隆ショート内野安打、野村実の捕前送りバントをキャッチャー島本義文が一塁に悪送球して犠打エラーとなり寺内は三塁に進む。野村が二盗を決めて無死二三塁、バッキー・ハリスは三邪飛に倒れるがサム高橋吉雄が左中間を破り2点を先制する。イーグルスは2回、二死から畑福俊英が左中間に二塁打、寺内が中前にタイムリーを放って3-0とする。

 6回まで畑福に3安打無得点に抑えられていた阪急は7回、畑福が突如コントロールを乱し黒田健吾、山下実、山下好一と三連続四球で無死満塁、ジミー堀尾文人の中犠飛でまず1点、上田藤夫の遊ゴロをショート野村が失する間に2点目、宇野錦次に代わる代打山田勝三郎の二塁打で3-3の同点、石田光彦が中越えに三塁打を放って二者還り5-3と逆転に成功。更に西村正夫、黒田、山下実の三連打で2点を追加して7-3とする。

 イーグルスは8回、中前打のハリスが高橋の遊ゴロで二塁に進み、太田健一の中前タイムリーで4-7。9回にも漆原進に代わる代打田村稔が四球で歩き代走に山本博愛を起用、8回から三番手として登板して2イニングを1安打無失点に抑えて気を良くした望月潤一が右中間にプロ入り初安打となるタイムリー三塁打を放って5-7と追いすがるが後続なく阪急が逆転勝利を飾る。

 イーグルスとしては5試合連続完投の畑福俊英を引っ張りすぎたことが敗因であったが、一戦毎にピッチング内容が良くなってきている期待の大型左腕望月潤一に使える目途が立ってきたことは収穫。 

2 件のコメント:

  1. 望月もそろそろ使える目途が立ってきましたか。嬉しいことです。おまけにプロ初安打も。

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  2.  秋季リーグ戦に入って一戦毎にピッチング内容が良くなってきています。評論家・小島六郎氏の目に狂いはなかったということでしょうか。

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