2010年7月2日金曜日

イーグルスvsタイガース 8回戦

6月16日 (水) 上井草


1 2 3 4 5 6 7 8 9  計
1 0 2 0 0 0 0 0 0  3  イーグルス  6勝31敗   0.162 古川正男-松本操
6 1 1 3 1 0 0 0 X 12 タイガース 30勝8敗1分 0.789 御園生崇男-藤村富美男


勝利投手 藤村富美男 3勝1敗
敗戦投手 松本操    1勝3敗


二塁打 (イ)佐藤 (タ)山口、門前、景浦、藤村
三塁打 (タ)伊賀上2、広田、景浦
本塁打 (タ)松木 4号


伊賀上良平、三塁打2本で5打点の活躍


 イーグルスは初回、中前打で出塁した寺内一隆を野村実が送り、中根之の中前タイムリーで還して1点を先制。タイガースはその裏、トップの松木謙治郎が第4号ホームランを放ちすかさず同点。一死後奈良友夫左前打、景浦将四球、山口政信の中越え二塁打で2-1と逆転、御園生崇男四球で一死満塁とすると、伊賀上良平が左中間に走者一掃の三塁打を放ち5-1、伊賀上は門前真佐人の左翼線二塁打で還って6-1とする。

 タイガースは2回も無死満塁から御園生の二ゴロゲッツーの間に1点追加。イーグルスは3回、2回から中根に代わってライトに入る田村稔遊失、太田健一の中前打をセンター山口が後逸する間に太田も還って2点を返す。タイガースもその裏、門前の三塁打と松木のタイムリーで1点追加して8-3とする。タイガースは更に4回、四球とエラーの走者を置いて伊賀上がこの日2本目の三塁打を放って二者生還、岡田宗芳の遊ゴロの間に伊賀上が還り11-3。5回も景浦の三塁打と山口の中犠飛で12-3。

 タイガースは9本の長打を含む14安打12点で圧勝、松木謙治郎が3安打1本塁打2打点、伊賀上良平が2本の三塁打を放ち5打点の活躍。
 イーグルス先発の古川正男は初回打者9人6失点で降板しており現行ルールでは敗戦投手となるが、公式記録では7回3分の2を投げた松本操に敗戦が記録されている。

 このカードはタイガースの8戦全勝で終了。タイガースの二桁得点が4試合あり、得点合計は80対20であった。この中で5回戦は8対7、7回戦は2対1であり、イーグルスはこの2戦とも藤野文三郎が完投して接戦に持ち込んでいる。藤野はマウンド度胸が良く、タイガース戦の好投により自信を付けてきており戦力になりそうである。

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