2010年7月25日日曜日

12年春 大東京vsセネタース 7回戦

7月3日 (土) 西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 大東京    18勝28敗3分 0.391 近藤久
1 0 0 0 0 2 0 2 X 5 セネタース  26勝23敗    0.531 浅岡三郎-野口明


勝利投手 浅岡三郎 5勝11敗
敗戦投手 近藤久  11勝10敗
セーブ    野口明 2


二塁打 (セ)尾茂田、家村


家村相太郎が4打点


 本日二回戦にタイガースvs阪急戦が組まれており西宮には5,066人の観衆が集まる。矢張り利便性の高い綺麗な球場に人は集まるもの、東京にも今秋には後楽園イーグルスの本拠地として後楽園球場が完成する予定である。

 セネタースは初回、先頭の中村信一が三前バントヒットで出塁、北浦三男四球、苅田久徳が送って尾茂田叶の遊ゴロの間に中村信が還り1点を先制。セネタースは6回、二死から尾茂田が左中間に二塁打、大貫賢四球で二死一二塁から家村相太郎の左中間二塁打で2点を追加して3-0とする。

 セネタース先発の浅岡三郎は一昨日7イニングス無安打無得点の快投を演じたばかりであるがこの日も好調を持続、7回まで大東京打線を3安打に封じ込める。初回は2四球でピンチを迎えるが中村三郎を遊ゴロに仕留める。3回は先頭の鬼頭数雄に中前打で出塁を許すが北浦が鬼頭の二盗を刺してピンチを未然に防ぐ。4回もヒット、エラー、四球で満塁のピンチを招くがこれは二死からのものであり近藤久を右飛に打ち取る。5回は先頭の鬼頭が二失に生きるが大友一明、水谷則一、浅原直人をいずれも飛球に打ち取る。

 大東京は8回、この回先頭の大友が中前打で出塁、水谷も中前打で続き無死一二塁、ここでセネタースベンチは浅岡をあきらめて野口明をリリーフに送る。浅原の当りはセカンドゴロ、セネタース得意の併殺網に引っ掛かりゲッツーかと思われたがショート中村信の一塁送球が悪送球となり二走大友がホームに還り1-3とする。しかしセネタースは8回裏、苅田三塁内野安打、尾茂田叶中前打、大貫の一ゴロの間にそれぞれ進塁して一死二三塁、ここで家村相太郎が本日4打点目となる2点タイムリーを放って5-1と突き放し、野口明が9回大東京にヒットと四球で二走者を許すが後続を断って、ようやく5連敗の泥沼から抜け出す。

 「元祖・意外性の男」家村相太郎が本領発揮の4打点、浅岡三郎が二試合連続の好投、バイプレイヤーが活躍するチームは強い。

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