2010年6月8日火曜日

12年春 名古屋vsジャイアンツ 4回戦

5月26日(水)西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
0 0 0 0 0 2 0 0 0 2 名古屋     10勝17敗   0.370 木下博喜-田中実
0 0 0 0 3 0 2 0 X 5 ジャイアンツ 19勝7敗1分 0.731 前川八郎-澤村栄治


勝利投手 澤村栄治 13勝2敗
敗戦投手 木下博喜 1勝2敗


二塁打 (名)小島 (ジ)水原、白石


呉波が4打席連続出塁


 ジャイアンツ先発の前川八郎は名古屋に毎回安打を浴びながらも無得点に抑えてきたが4回、一死から岩田次男中前打、小島茂男四球としたところで降板、澤村栄治のリリーフを仰ぐこととなる。ここで澤村は前田喜代士、芳賀直一を連続三振に斬って取りベンチの期待に応える。

 ジャイアンツは5回、一死後澤村が右前打で出塁、呉波も右前打で続き水原茂の左翼線二塁打で澤村が還り1点を先制、三原脩が三遊間を破り2点追加して3-0とする。
 名古屋6回、この回先頭の桝嘉一が中堅右にヒットを放ち出塁、岩田の二ゴロをセカンド三原がエラー、前田の遊ゴロを併殺を焦ったショート白石敏男が二塁に悪送球、この間に桝嘉一が還り1-3、更に木下博喜の遊ゴロを又も白石がエラー、ジャイアンツ内野陣が珍しくエラーを連発して2-3とする。

 しかしジャイアンツは7回、先頭の呉が四球で歩くとすかさず盗塁を決める、水原が三遊間を破り呉が生還、バックホームの間に水原は二塁を陥れる好走塁を見せる。三原の二ゴロで水原三進して一死三塁、中島治康が右翼に犠牲フライを打ち上げて5-2と突き放す。

 澤村は5回以降、名古屋打線を3安打無得点に抑えて13勝目をあげる。ジャイアンツベンチは週末のタイガース戦を睨んで澤村をリリーフに起用、万全の状態で首位攻防戦に備える。
 呉波は3安打1四球で4打席連続出塁、水原、三原が共に2打点をあげる。

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