2010年6月10日木曜日

12年春 名古屋vs大東京 5回戦

5月29日(土)西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 計
1 1 0 0 1 3 0 0 0  0   0    3  9 名古屋 11勝18敗   0.379 木下博喜-田中実
0 0 1 0 3 1 0 0 1  0   0    0  6 大東京 8勝19敗1分 0.296 菊矢吉男-近藤久-大友一明   


勝利投手 田中実   5勝4敗
敗戦投手 大友一明 2勝7敗


二塁打 (名)石丸、大沢、白木 (大)藤浪
三塁打 (大)筒井


名古屋、打線組替えが実る


 ジャイアンツに二連敗の名古屋はオーダーをがらり一新。5月28日のジャイアンツ戦、1(9)志手清彦2(4)石丸藤吉3(8)桝嘉一4(5)岩田次男5(3)小島茂男6(7)前田喜代士7(6)芳賀直一8(1)森井茂9(2)鈴木秀雄から本日、1(4)石丸藤吉2(6)芳賀直一3(8)桝嘉一4(3)小島茂男5(5)大沢清6(9)白木一二7(7)前田喜代士8(1)木下博喜9(2)岡本利三。一方大東京はタイガースから移籍の菊矢吉男が初先発。

 名古屋は初回、石丸四球、芳賀三遊間安打、桝四球で無死満塁、小島の右犠飛で1点を先制。大沢四球で一死満塁とするが白木、前田が連続三振で追加点はならず。更に2回、四球で歩いた岡本を石丸の右中間二塁打で還して2-0とし、新オーダーの効果を発揮する。
 1、2回を三者凡退の大東京は3回、先頭の筒井隆雄が中越え三塁打、柳澤騰市の中犠飛で1点を返す。名古屋は5回、二死から大沢清が得意の右打ちを見せて右中間を破る二塁打、白木も右翼線二塁打で続き3-1とする。大東京は5回裏、この回先頭の浅原直人が四球で出塁、藤浪光雄の遊ゴロでランナーが入れ替わり藤浪が二盗、筒井四球後柳澤が左前にタイムリーを放ち2-3、ここで木下が痛恨のワイルドピッチを犯し3-3の同点。菊矢四球で一死満塁となり木下降板して田中実がマウンドへ。鬼頭数雄三振で二死満塁、ここで田中が痛恨のボークを犯し4-3と逆転。

 名古屋は6回、先頭の木下が遊失に生き、岡本左前打、一死後芳賀四球で一死満塁とすると、桝の三ゴロを急造サードの大沢清が大暴騰して満塁の走者が相次いでホームに還り6-4と再逆転。大東京は6回裏、四球の浅原を藤浪の右中間二塁打で還して5-6と1点差に迫る。名古屋は終盤を二番手近藤久に抑えられ6-5と名古屋1点リードでで9回裏を迎える。

 大東京は9回裏、二死から筒井が中前打で出塁、柳澤に代わる代打煤孫伝も中前打で続き二死一二塁、ここで近藤に代わる大友一明が中前に殊勲の同点タイムリーして6-6。しかし大友はバックホームの間に二塁をを狙うもキャッチャー岡本からの送球に刺されてチェンジ、延長戦に突入。

 名古屋は10回表、大友から三つの四球を選び二死満塁とするが小島は三振。大東京10回裏は三者凡退。名古屋は11回表、この回先頭の大沢清がお約束の右打ちで二ゴロを放つとこれをセカンド石丸がエラー、大沢の打球は右に来るのであるから石丸は準備不足か。入団間もないだけにデータが頭に入っていなかったか。白木が送るも後続なく無得点に終わる。11回裏の大東京は一死後浅原にヒットが出るが無得点。

 名古屋は12回表、先頭の岡本が遊失に生き捕逸で二進、石丸の三ゴロをサード浅原が一塁に悪送球して無死一三塁、芳賀に代わる代打岩田次男の三ゴロで三走岡本はホーム二突っ込む、これを浅原が今度はホームに暴投して岡本に続き二走石丸もホーム二還り8-6、更に桝が左前にタイムリーを放ち9-6とする。大東京は12回裏を田中実に三者凡退に抑えられ、打線を大幅に組み替えて臨んだ名古屋が延長の末快勝。

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