2010年6月26日土曜日

12年春 タイガースvsイーグルス 5回戦

6月12日 (土) 洲崎


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
3 0 0 1 0 0 3 0 1 8 タイガース 27勝8敗1分 0.771 御園生崇男-藤村富美男-景浦将
1 4 0 0 0 1 0 0 1 7 イーグルス  6勝28敗    0.176 藤野文三郎


勝利投手 藤村富美男 2勝1敗
敗戦投手 藤野文三郎 0勝2敗


二塁打 (イ)小島2
三塁打 (タ)景浦 (イ)中根
本塁打 (タ)門前 2号


景浦将、3安打4打点


 タイガースは初回、トップの松木謙治郎中前打、一死後奈良友夫四球で一死一二塁、景浦将が右中間に三塁打を放ち2点を先制、山口政信の遊ゴロをショートサム高橋吉雄が失する間に景浦が還り3-0。イーグルスはその裏、二死から小島利男左前打、高橋四球、太田中前にタイムリーを弾き返して1-3とする。尚も野村実が四球を選び二死満塁で好調佐藤武夫を迎えるが佐藤は二ゴロに倒れて追加点はならず。

 イーグルスは2回、この回先頭の藤野文三郎の右飛をライト景浦が落球、一死後中根之の三ゴロをサード皆川定之が失して一死一二塁、金井清の遊ゴロをショート岡田がファンブルするが三走藤野が飛び出して岡田から皆川に渡り藤野はタッチアウトで二死一二塁とタイガース守備陣の乱れからチャンスを掴むと小島が右翼線に二塁打を放ち2-3、御園生崇男のワイルドピッチで金井が還り3-3、サム高橋が左前打にタイムリーを放ち4-3と逆転、高橋二盗を決めて野村の左前タイムリーで5-3とする。タイガースは3回から御園生をセンターに回しセンター山口に代えて藤村富美男をリリーフに送る。

 タイガースは4回、門前真佐人が中越えに第2号となる大ホームランを放ち4-5と1点差に詰め寄る。しかしイーグルスは6回、三塁打の中根を金井の中犠飛で還して6-4とする。
 タイガースは7回、一死後岡田四球、松木右前打、藤井勇四球で満塁として奈良友夫の右犠飛で岡田が還り5-6、景浦の遊撃内野安打で松木が還り6-6の同点、御園生の遊ゴロで藤井がホームを狙うがこれはショート高橋からのバックホームでアウト、しかしキャッチャー佐藤の三塁牽制悪送球で景浦が還り7-6と逆転。タイガースは9回も藤井、奈良、景浦の三連打で1点を追加して8-6とする。

 イーグルスは9回裏、この回先頭の太田が中前打で出塁、一死後佐藤に代わる代打畑福俊英が左前打して一死一二塁、タイガースは藤村をあきらめライトから景浦をマウンドに呼び寄せる。藤野に代わる代打杉田屋守が左前打して一死満塁杉田屋の代走に田村稔を起用、寺内一隆中前にはじき返して三走太田に続いて二走畑福も巨体を揺らしてホーム二突進、しかしセンター御園生からのバックホームに敢え無くタッチアウト。更に打者中根にとき、景浦からセカンドベースに入ったショート岡田に牽制球が送られて田村が刺されてゲームセット。

 イーグルスは前日のジャイアンツ戦に続いて大魚を逸して7連敗となるが、7連敗中ボロ負けは6月10日のジャイアンツ5回戦のみであり、もう一工夫あれば違った結果がでるはず、本日で勝率は1割7分6厘となったが、チームが若いだけで決してあきらめてはいない。
 景浦将は放った3安打が全てタイムリーで4打点の活躍。

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