2010年6月3日木曜日

12年春 阪急vsイーグルス 4回戦



5月20日(木)西宮


1 2 3 4 5 6 7 8 9 計
1 0 2 0 0 0 0 0 0 3 阪急      16勝9敗 0.640 石田光彦
0 0 0 0 0 0 0 1 0 1 イーグルス 5勝20敗 0.200 大石綱-松本操


勝利投手 石田光彦 4勝0敗
敗戦投手 大石綱   0勝2敗


二塁打 (阪)堀尾、倉本


アピールプレーが2回


 阪急は初回、一死後黒田健吾が中前打で出塁、上田藤夫の投ゴロで一死二塁から山下好一が中前に運び黒田が還り1点を先制。黒田のバックホームを見て打者走者の山下好一は一塁を蹴って二塁へ走る、センター寺内一隆からの返球をカットしたピッチャー大石綱はセカンドに送球、山下好一は一二塁間に挟まれアウトとなるがこれは黒田の走塁を助けるためのもの。

 その裏イーグルスは一死後中根之が一失に生き、続く小島利男の当りは右中間を真っ二つに破り中根は三塁に進み小島も一塁を蹴って二塁へ進む、白球はライト西村正夫からセンタージミー堀尾文人を経てキャッチャー倉本信護へ。ここでファースト林信一郎は倉本に声をかけ白球を要求、倉本から林に送球されて林は一塁ベースタッチ、小島が一塁ベースを踏まずに二塁へ走ったとアピール、金政塁審が小島の一塁ベース踏み忘れを確認しておりアピールプレーが成立、小島にアウトが宣告されて一死三塁で試合再開。四番サム高橋吉雄は遊ゴロに倒れ得点ならず。

 阪急は3回、四球で歩いた林を石田光彦が送り西村は三前にセーフティバント、西村は一塁アウトとなるが記録は送りバントとなり二死三塁、黒田の遊ゴロを高橋が暴投、林が生還して2-0。黒田二盗後上田の二ゴロをファースト太田健一が逸らす間に黒田が還って3-0。
 大東京は5回、一死後佐藤武夫が左前打で出塁、二死後寺内の右前打で佐藤は二塁を蹴って三塁に進む、ここでライト西村からの返球を受けたショート上田は二塁ベースにタッチ、佐藤が二塁ベースを踏まずに三塁へ走ったとアピール、これ又金政塁審が佐藤の二塁ベース踏み忘れを確認しており本日二度目のアピールプレーが成立。

 大東京は8回、松本操が左前打で出塁、一死後中根が左前に安打して一死一二塁、キャッチャー倉本のパスボールで一死二三塁、小島は三振に倒れるが今度は石田がワイルドピッチ、連続バッテリーエラーで大東京は1点を返す。更に高橋四球で二死一三塁、ここで高橋二盗を狙ってスタート、ここは倉本が二盗を阻み悪い流れを断ち切る。
 石田光彦は結局5安打2四球4三振で完投勝利、十字架投法が冴えわたり無傷の4連勝を飾る。一方、イーグルスは4回途中からリリーフで登場した松本操が5回3分の1を1安打無四球無得点に抑える好投、イーグルスはこれで7連敗ではあるが、松本の好投は収穫と言える。


なお、本日の第二試合、タイガースvs大東京4回戦は3回雨天ノーゲームとなり順延された(と言うことで本日のアップは1試合とさせていただきます。)。

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